太田町で簡易郵便局強盗

臨時女性局員を脅して現金61万円を奪う(8月27日・月)

 強盗に入られた簡易郵便局27日午前11時43分ごろ、太田町国見字相野141の1の国見簡易郵便局に強盗が押し入り、同郵便局臨時職員の女性(50)にカッターナイフを突きつけ、現金5〜60万円を奪って逃走した。大曲署では午前11時48分、110番通報を受けると同時に全県に緊急配備を発令し、男の行方を追っている。

 押し入ったのは40歳から50歳ぐらいの男で、黒色黒髪で色黒、角顔。身長は160センチから170センチぐらい。秋田弁の訛りがあったという。それに上下グレーか白色系の服装で白い色の紙袋を持っていた。

 調べによると局内窓口で執務中の臨時女性職員に犯人がカウンター越しに所持していた白い紙袋を差し出し、カッターナイフを突きつけて「これに金を入れろ」と脅迫し、袋に現金を入れさせ強奪し、徒歩で逃走した。国見郵便局は木造二階建てで、一階の道路に面した部分が局舎となっている。当時は女性一人だけが勤務し、局長は自宅2階にいた。防犯カメラの設置もなかった。

 現場は太田町役場から3キロ離れた県道角館・六郷線沿で、交通量は多いが静かな農村地帯。犯人の男は一人で局内に入ってきて女性職員に「国見郵便局はここですか」と聞き、対応した被害者をカウンター越しに両手でつかみ、手を振りほどくと男は右手でカッターナイフを突きつけ、左手で紙袋を差し出して「これに金をいれれ」と脅したと言う。女性職員は被害後直ちに防犯ベルのスイッチを押し、その音を聞いた局長が二階から110番通報した。事件発生前の午前11時前後に犯人と似た男が同局に葉書を買いに来ており、事前に様子を下見したものとみて調べている。「近所の人たちは「こんな所で強盗が発生するなんて思っても見なかった」と驚いている。その後の調べで奪われた現金は61万円と分かった。