大曲市スポーツ少年団
腕立て伏せが苦手な現代っ子(12月2日・日)
大曲市スポーツ少年団(藤谷弘志本部長)の「体力テスト」が2日、広域圏民体育館であり、野球やバスケットボール、バレーボール、サッカー、空手、柔道などスポーツ活動している児童たちの体力のテストを行った。
市内のスポーツ少年団17団体から約430人が参加。立ち幅跳び、上体起こし、腕立伏臥腕屈伸、時間往復走、5分間走の5種類のテストに挑戦した。立ち幅跳びは瞬発力や平衡感覚、柔軟性をテストし、上体起こしは腹筋力を、腕立伏臥腕屈伸は腹筋力や腕の筋力の強さを計る。時間往復走は5メートルの距離を15秒で何往復できるかで瞬発力や敏捷性を、さらに5分間走は5分間で何メートル走れるかの持久力のテスト。
各スポーツ少年団の指導員として活躍している52人の大人たちが立ち会い、子どもたちの体力のチェックに当たった。今の子どもたちの最も弱いのは「腕立て伏せだ」と指導員。両手を床面に突いて、腕を曲げ、体を持ち上げる運動だが、一度もやれない子が目立った。「自分たちの子どものころはロープによじ登ったり、木登りをするなど遊びを通じて腕の筋力を鍛えたものだが、今は子どもたちに危ないことはさせられないという傾向があってチャンスが少ない」と指導員たち。
今回からテスト結果の記録をまとめて専門の業者に送り、子どもたち一人ひとりの体力と運動適正を判定してもらうことになった。体育館を元気に駆け回る子どもたち。その姿を親たちの目が追う。テストによってそれぞれの年代の平均値があり、その平均値に満たない子どもは指導員が重点的に鍛え、バランスの取れた体力を養うことになる。
元気な子どもに育ってもらいたい。腕立て伏せや上体起こし、立ち幅跳びなどに挑戦する子どもたちの明るい笑顔、元気な声がこだまする中、スポーツ指導員たちの見守る目は温かかった。