新商品「ペーパースタンド」
県特産品開発コンクールで奨励賞(12月4日・火)
大曲市角間川町のガラス工房「あんだんて」が製作したガラスの「ペーパースタンド」が第21回秋田県特産品開発コンクールで「奨励賞」に輝いた。あんだんて代表の伊藤美果さんは4日、市役所を訪れ高橋司市長に受賞の喜びを報告した。奨励賞の受賞は昨年のガラスの箸置きで初出品したのに続いて2度目。
コンクールは秋田県の特産品の振興を図り、市場性、商品性に富む優れた作品を表彰して商品の開発・改良を促進しようと県物産協会(藤木雄一会長)が主催して開いている。 今回、受賞したペーパースタンドはテレホンカードやメモの紙類を挟めるようにしたガラス作品だが、テーブルの小さな装飾品にもなり、贈答品として喜ばれそう。大きさは5センチ×3センチの長方形で厚さは7ミリほど。秋田の名物「秋田ふき」と「サクラ」の絵柄をデザインした2種類。ガラスを4枚合わせ、その中に銀と銅板であしらった秋田ふきとサクラの絵をはめ込んだ。
伊藤さんは「ガラスと金属の組み合わせのため、窯(かま)の中でどれくらいの時間をかけて焼いたらいいのか、その調整に手間取った。普通の焼き方ではガラスが割れ、ゆっくり時間をかけてジワジワと焼くとガラスの中の銀が変色し、焼く時間の兼ね合いを見つけるのに苦労した。二人のスタッフが根気強く頑張ってくれたおかげ」と話す。
新しい作品を作るアイディアはいつも工房で製品の製作中に生れると言う。伊藤さんの工房ではガラスのペンダントやブローチ、イヤリング、タイピンなど装飾品から小皿、箸置きなどのガラス製品のほかに銀細工のブローチ、ペンダント、ブレスレット、キーホルダーなどが作られている。手ごろな値段も評判が良く「銀とガラスアクセサリーの工房」として多くのファンがいる。
今回のペーパスタンドは水色と紺、赤紫、黄色、ピンクの5色を製作した。1個800円。作品は秋田市のアトリオン地下の県産プラザ、ぎゃらり大村、六郷町の観光情報センター、田沢湖町のたざわこ芸術村「森林工芸館」、角館町の大村美術館で求められる。