広域消防の東分署完成

太田、仙北、千畑の3分署を統合

太田町に建設、ヘリポートも併設(12月5日・水)

 完成した東分署大曲仙北広域市町村圏組合(管理者・高橋司大曲市長)が仙北郡東部の太田、仙北、千畑の3町内にある消防分署を統合、太田町に建設していた「大曲消防署東分署(伊藤等分署長)」が完成、1日から業務を始めている。

 東分署は3町の中央部の太田町三本扇の県道角館・六郷線沿いに建設された。約4000平方メートルの敷地内に鉄骨造り一部2階建て、延べ516平方メートルの大きさ。事務室、会議室、休憩室、仮眠室(個室)からなり、常時7人体制で救急、火災などに備える。また付帯施設として5階建て消防用訓練棟、2000平方メートルの訓練用地も併設した。総事業費は約1億1370万円。

 今回の統合は救急不便地域の解消、消防力の充実強化、大規模災害時への対応などを目的にした広域消防の再編計画に基づいて行った。東部地区はその第一弾で、今後は南部、西部地区の統合も計画されている。

 太田、千畑、仙北の3分署には消防車はあったものの救急車はなく、近くの大曲消防署や中仙分署、六郷分署にその業務が委ねられていた。このため救急車を1台配備、救急患者の搬送時間の短縮を図った。また消防ポンプ車2台を配置した。

 さらに給油施設を備えたヘリポートも設けた。これはキノコ採りなど奥羽山系での山岳遭難者の捜索する際の燃料補給などの中継基地として、さらに大規模災害に備えたもの。