大曲駅でパッチワークキルト展
「旅する人に思い出を」とサークルの人たち(12月26日・水)
JR大曲駅構内の大曲市観光情報センターのハミングロードとグランポールで大曲パッチワークキルトサークルの「ダブルウエディングリング」展が26日から始まった。同市上栄町の河田和子さんを代表に、市働く婦人の家を会場にサークル活動しているグループで、13人が15点の作品を展示している。「駅を訪れる多くの人たちに自分たちの作品を観てもらい、旅の思い出になってもらえたら」とサークルのメンバー。
パッチワークはヨーロッパが発祥の地で、清教徒がアメリカに渡ってからその技術が本格的に発達し、世界中に広がった。さまざまな模様の布を縫い合わせた15センチ四方のピースを作り、それをさらに120枚とか168枚もの数にして一枚、一枚縫い合わせて完成させる。表と裏の布の間にはドミット芯という綿も入っており、それによって模様が立体的に浮き上がる。手縫いだけに小物なら数日で完成するが、210センチ四方とか120センチ四方の大きな作品になると半年から1年もかかるという。
今回はダブルウエディングリングと言う課題のようにリングをテーマにした。電車を待っている人たちはリングのもたらす不思議な柔らかさや広がり、リズム感の美しさに「部屋の飾り物にしたいね」と話し合っている。実際、完成した作品はベッドカバーやカーテン代わりに使ったり、部屋の飾り物となったり、ひざ掛けに使っているという。また手作りのハンドバックとして楽しむ人もいるという。
河田さんは「いろんな色と模様の入った布を縫い合わせ、どう表現していくかがパッチワークの楽しみ。縫っていると無心になれますし、心配事も忘れます」と表現の楽しさ、手作りの喜びを強調する。パッチワーク用の布は外国から取り寄せたり、東京の手芸店から求めたりする。展示会は1月30日まで。