大曲市の大手スーパー倒産へ

株式会社ライト

大型店同士の競争に破れ、負債総額15億円(2月26日・月)

 大曲市に本部を置くスーパーの大手、株式会社ライト(同市田町、斎藤茂社長)が25日付で秋田市の法律事務所を代理人に自己破産申し立ての通知書を送付し、事実上の倒産に陥った。26日から市内の2店舗をはじめ西仙北町刈和野店、横手店、六郷店、角館店など7店舗を閉ざした。情報筋の話では負債額は約15億円。

 同社は1986年3月、斎藤社長の実父が設立し、87年4月から斎藤氏が代表となっている。資本金は1000万円で従業員はパートも併せ189人。県南を中心に積極的に店舗を展開し、97年2月期は54億円の売り上げをあげたものの、大型店の進出及び地元スーパーとの競合から同年をピークに売り上げは落ち込み、2000年2月期は38億円の確保にとどまり、1期ごとに赤字を余儀なくされ、資金面でも苦しむようになっていた。このための打開策として不採算店の売却や酒類及び医薬品の扱いを高め、再建途上にあったが、競争が激化して業績回復の見通しが立たず自己破産と言う法的処置に踏み切った。