ミス大曲も参加して110番キャンペーン
大曲署の独身お巡りさんたち大曲駅でチラシ配り(1月10日・水)
「おはようございます。今日は110番の日です。110番の正しい利用方法へのご理解をお願います」。10日朝、大曲駅構内に若いお巡りさんたちの声が響いた。1月10日の「110番の日」を記念にその通報制度の仕組みや機能を広報し、110番への理解を深めてもらいたいと大曲署の日の出会「署独身会」のお巡りさんたちが、通勤・通学の人たちにチラシを配って街頭キャンペーンを展開したもの。「ミス大曲」の板垣淳子さん(25)=へいあん秋田=も婦人警察官姿になって協力した。
午前7時45分から8時15分までの通勤時を利用してのキャンペーン。この時間帯は通勤・通学の人たちで駅構内もごった返し、大曲駅によると1000人前後の人たちが出入りするという。列車が止まる度に次々と改札口から出てくる通勤・通学客たち。一方、入口からも次々と列車への乗客が駆けつける。独身会のメンバーは婦人警官も含め18人いるが、勤務の関係もあってキャンペーンに参加したのは10人。
住民に信頼され、親しまれる警察官を目指そうと「110番」通報の際の5つの注意書きが印刷されたチラシとティッシュペーパー、それに車のヘッドライトの光を受けると猫の目のように光る反射材を手にしたお巡りさんたちは駅乗降客に「おはようございます」と声をかけてはキャンペーンを展開していた。板垣さんも「ミス大曲」らしい笑顔を振りまき、通勤・通学の人たちにチラシを手渡し、協力を求めていた。
事件・事故に欠かせない「110番」は県内どこからかけても県警本部の通信指令室に接続され、関係警察署に無線で指令が飛び、近くにいるパトカーや警察官が現場に急行する仕組みになっている。110番通報で大事なポイントは▽何があったのか(交通事故、どろぼう、けんかなど)▽いつ、どこで(今から○分前、○○市町村の○○番地、近くの目標など)▽事件、事故の内容は(けが人、事件事故の様子)▽犯人は(人相、人数、服装、逃げた方向、車のナンバーは)▽あなたの住所、氏名、電話番号(事件事故との関係など)をあわてないで正確に伝えることが大切。
携帯電話からでも今は局番なしの「110番」通報で通じると言う。また耳や言葉の不自由な方の場合、ファクス110番(018−823−1110)もある。このほか、専門の相談員が相談に応じる「警察総合相談室」(018−864−9110)もあり、利用してほしいと県警。
昨年1年間の実質110番受理件数は全県で2万5975件。このうち大曲署管内は1993件だった。交通事故など交通関係が889件でトップ。次いで犯罪情報など各種情報が445件、窃盗など刑法関係65件、駐車への苦情や騒音苦情などが64件、けんか口論が55件、泥酔者の保護などが49件だった。しかしいたずらや無音、間違い電話も増えており、「わが街の安全・安心」を守るための110番への理解を深めてもらいたいと大曲署では呼びかける。