株式会社キャッツの大友さん
東京証券取引場第1部上場を記念して(1月19日・金)
大曲市内小友出身で現在、東京でシロアリ駆除の会社「株式会社キャッツ」を経営している大友裕隆さん(50)は19日、キャッツが昨年12月1日に「東京証券取引場第1部」に上場されたのを記念して母校の大曲西中学校にマルチプロジュクター、書籍、ティンパニー、クラリネット、木製書棚、ホルン、耐火金庫など8品500万円相当を寄贈した。目録の贈呈式は市役所で行われ高野昭次助役と笹本嘉辰教育長が受け取り、市では大友さんに感謝状を贈呈してお礼を述べた。母校では同日、大友さんを迎え「大友さんに感謝する会」を開いて偉大な先輩をたたえた。
大友さんは内小友小、大曲西中、そして大曲工高と進み、同校から福島県郡山市の日大東北工高(現日大東北高)に転校、さらに日大へ進学した。卒業後、証券会社に就職、証券コンサルタント会社を経て、1975年にシロアリ防除の会社「三共白蟻防除」を興した。95年には害虫駆除の同業者が全国に4000社ある中でトップを切って店頭公開している。その後、社名を「株式会社キャッツ」に変更、営業所の全国展開を本格化させ、シロアリのほかネズミなどの害虫予防、駆除、さらに関連機器の開発などにも力を入れ、現在は従業員数1700人、全国160カ所に営業所を展開する国内有数のペストコントロール(害虫制御)企業に成長させた。
本社は東京都渋谷区渋谷にあり、いずれは農薬を使わない農業を目指したいと「生物農薬事業」への進出など業務拡大を図っている。中学校時代の同級生らと市役所を訪れた大友さんは「中学時代が一番、思い出があります」と秋田への愛着を見せていた。