大曲市の県立農業科学館
コメを素材にした菓子作り教室も(1月22日・月)
大曲市内小友の県立農業科学館で21日、「楽しく学ぶコメ・こめ展」の体験教室として「お菓子作り」が開かれた。日本人の主食であるコメをより詳しく知り、その利・活用や食糧の大切さを学ぶ一環として開かれたもので、同市飯田の米消費拡大推進委員の伊藤貞子さんが講師となってモチ米の粉ときな粉を素材にした「きな粉餅」、もち粉と黒豆、片栗粉、ねりあん玉を素材にした「豆大福」、うるち粉を素材にした「豆ボーロ」の3種類の菓子作りを学んだ。
教室には市内はもちろん、仙北郡内の町村や横手市、平鹿郡内の町村からも親子連れで42人が参加。5班に分かれて和気あいあいとしたムードでお菓子作りに挑戦した。
講師の伊藤さんは「お米を素材にしたおやきなどお菓子は昔からあった。私たちはその素朴な味を楽しみに育った。きな粉餅や豆大福は生活技術開発展から生れたお菓子だが、スーパーなどで売られているスナック菓子よりずーとおいしいはず」と話していた。
すり鉢を使って粉と砂糖を混ぜ合わせ、蒸し器で蒸すなどすべて手作業。大曲市から参加した品田聡さん(26)と純子さん(26)夫妻は「結構、手間ひまかかる作業だけどみんなでやるから楽しい。もちろん家でも作ってみるけど、もう少し甘味を控えたい」と仲間となったグループとおしゃべりを楽しみながら試食していた。豆ボーロは油で揚げる菓子。「どうぞ」と参加した人たちから一口勧められた。きつね色の小さな固まり。口中に甘味が広がり、子どものころ、姉が作ってくれた味が思い出された。コメを素材にしたお菓子には懐かしさがこもっていた。
楽しく学ぶコメ・米展は12月5日から始まり、「稲作とコメの流通・消費」、「コメの調理」、「コメの加工品」の3つのテーマにした展示会となっている。今月28日までで、最終日には午前10時半から餅つき大会も行われる。