秋田情報ハイウエー完成

寺田知事、大曲農高生とテレビ会議

高速通信基盤整備を機にデモンストレーション(7月4日・水)

 スクリーンの中から呼びかける知事県は北東北広域連携による「みちのくバーチャル・エキスポ」が1日からスタートしたのと秋田情報ハイウエー基幹回線網が整備完了したのを記念して3日、知事と県立大曲農業高校生とのテレビ会議を開いて、情報ハイウエイを利用例としたデモンストレーションを行った。秋田、青森、岩手3県が一体となって観光、歴史、文化など3県のあらゆる情報を楽しめるバーチャル・エキスポのスタートを機に情報ハイウエーの活用例を広く県民に紹介し、インターネットの普及促進を図ろうとしたもの。

 秋田情報ハイウエーは、高速大容量の通信基盤として県庁第2庁舎内にある情報センターと県内8地方総合庁舎とを結ぶ基幹回線を整備したもの。完成によって、県の公式ホームページ「美の国ネット」の回線容量も4倍になり、将来的には各市町村、教育機関などともネットを張りめぐらし、県民が自宅以外でも、また旅行者が「道の駅」などに設置されているパソコンを利用して手軽に県内の情報を入手できるようになる。

 高速大容量通信基盤の利点は動画の動きがこれまで以上にスムーズになる点だ。今回はその利点を生かし、大曲農業高校と仙北地方総合庁舎とを無線LANで結び、テレビカメラ会議の開催となった。会議には大農側から9人の生徒が参加。県からは寺田典城知事と小野寺清教育長、米田浩企画振興部長らが参加。知事が「学校では今、どんな作物を作ってます」と聞くと生徒たちは「ブロッコリーやトマト、キュウリなどを栽培してます」と答え、農産物加工食品として作ったクッキーが知事らに配られた。小野寺教育長はそれをおいしそうに食べ「大農でこのようなものが作られ、とても嬉しい。これからも頑張ってください」と励ました。

 さらに米の消費拡大を狙いに大農で作ったコメを東京で販売するとの企画を知った知事は「皆さんもご飯は食べてますか」と質問。全員が「食べてます」と手を挙げると知事も「ホー」と感動の声。さらに生徒側から「これからは情報収集だけでなく、情報の発信地となるよう努力したい」とエールも。知事は「農業があっての秋田。農業に夢を持たせるような政策を考えたい」と呼びかけると、佐藤慎也君(3年生)が「今日は寺田知事と直接、お話しできて大変、光栄だと思ってます」とお礼。知事は嬉しそうに「また会いましょう」と答え、大農生に向かってジャンケンゲームを仕掛ける余興も見せた。

 スクリーンと向き合って会議を進める大農生1日からスタートした「みちのくバーチャル・エキスポ 夢空間博覧会2001」は9月30日まで開催される。「みちのくエクスプレス」をメイン・コンテンツに「北東北こだわり百科」「北東北フォーラム」を主催者ゾーンに、そして「みちのく・ふるさと自慢」「みちのくバーチャルモール」「みちのく情報ワンダーランド」が一般参加ゾーン。北東北の魅力を満載したネットイベントを楽しんでもらいたいと主催者。みちのく情報ワンダーランドには本紙も参加している。アドレスは下記の通り。

 http://www/michinoku-yume.net