神岡町でクマ発見

道の駅の裏の田んぼをウロウロ

町役場で住民に警戒を呼びかける(7月10日・火)

 クマは奥の林に逃げ込み、警戒する役場職員10日朝9時半ごろ、神岡町北楢岡の道の駅「茶屋っこ一里塚」の裏側の田んぼにクマがいるのを農作業中の人が発見、大曲署に届け出た。クマを目にした農家の人が「田んぼにクマがいる。電話を貸してくれ」と道の駅に飛び込んできたもので、道の駅の職員も裏側の田んぼに出たら、クマが農道を西の集落に向かって一目散に走って行ったのを目にした。

 現場は国道13号沿い。クマが逃げた方向は北楢岡の船戸集落で、町役場では地元猟友会に協力を求め、クマの行方を追っている。大曲署ではパトカーを、役場では広報車を出してクマに注意するよう住民に警戒を求めている。

 クマはまだ小熊のようだったが、大きさは秋田犬ほどだったと目撃した人たち。同町では最近も国道13号の反対側の県畜産試験場周辺でクマの目撃情報があり、町内全戸にクマに注意するようチラシを配り、立て看板も立てている。今回はその国道を横切っての出没だけに町役場では駆除されないかぎり、看板を集落に立てて注意してもらうしかないと話す。猟友会の人たちは「山は今がちょうど食べ物が少ない時期で、それで里に下りてきたのかもしれない」と話す。クマは船戸集落の雄物川沿いの林に逃げ込んだ。