参院選秋田選挙区

共産党の鈴木候補も大曲・仙北入り(7月20日・金)

 街頭から呼びかける共産党の鈴木候補共産党の鈴木俊夫候補は19日夕、阿仁町から田沢湖町に入り、20日午前中は角館町や中仙町、太田町を重点的に走った。大曲市議会議員の佐藤文子さんがウグイス嬢として選挙カーに乗り込み「共産党は消費税を3%に引き下げ、景気を回復させます」と呼びかける。

 湯沢市議2期、そして県議2期を務めた実績もあり、党の切り札として参院選秋田選挙区の候補者として擁立された。午前8時半、角館町の公立角館病院前でマイクを握った鈴木候補は「小泉さんが高らかにアドバルーンを上げた構造改革は、良い方向に改革していくのではなくますます悪くしていく改悪だ」と切り出した。70歳以上のお年寄りの医療費はかつては無料だったのを自民、公明による有料化で1回の診察を530円とし、さらに今年1月からは1割負担となった実態や介護保険料の引き上げ、加えて医療費の再引き上げでサラリーマンもお年寄りもますます負担が重くなると説明しながら「これが小泉内閣の痛みの伴う構造改革の一つだ」と批判。

 そして諫早湾の干拓事業、東京湾のトンネル事業などを浪費型の無駄な公共事業とし、「それを止めることで2兆円、3兆円もの経費が生れてくる。そうしたむだ遣いを止めて国民や福祉に回す、これこそが国民のための本当の構造改革ではないか」。鈴木候補は一人でも二人でも街頭で耳を傾けようとする人がいるとゆっくりと語りかけるように話す。熱心に耳を傾けていた70代の男性は、鈴木候補が握手を求めて手を差し伸べると「いやー。その通りだ。年金も医療費も、鈴木さんあんたの言う通りだ。頑張れ」と感動したような口調で励ましていた。

 「有権者の反応はしり上がりに良くなっている」と鈴木候補。「選挙カーを走らせるだけでなく、共産党の言い分を聞いてもらう選挙運動をしたい」と述べ、遊説に重点を置いている。共産党の運動に理解を示してくれる人を1票1票、すくい上げようとしている。