ソーラーカーを作ろう

東北電力大曲営業所で「ちびっこ電気教室」

大曲市の婦人の家を会場に「アッ、動いた、走った」と大喜び(7月24日・火)

 ソーラーカー作りに挑戦する子供たちソーラーカーを作ってみよう。東北電力大曲営業所では24日、大曲市の働く婦人の家で「夏休みちびっこ電気教室」を開いて、ペットボトルを利用したソーラーカー作りを子供たちに体験させた。次代を担う子供たちにエネルギーに関心を持ってもらい、研究する意欲を育てようと3年前から婦人の家と共催で開いているもので、小学3年生から6年生の児童23人が参加した。

 始めに電力社員が火力発電所と原子力発電所の模型を使って電気が生れるまでの過程を説明したり、電気の役割や発電所から家庭へと届く電気の道のりなどを説明、そして夏休み中の感電事故防止を注意した。また電気工事で電柱に上る時に作業員が腰に下げるペンチやナイフ、スパナ、ドライバーなど7つ道具が入った安全帯を子供の腰に取り付け、その重さを体験させていた。

 子供たち待望のソーラーカーはキットになったもので1セット2500円のものを同電力の補助で、1500円の材料代でまかなった。フロントホイール、リアホイール、モーター、太陽電池など20種類ほどの部品を組み合わせるもので、車体はペットボトルの再利用の意味も込めて、500ミリリットルの角形ボトルを使った。電力からは8人の社員が手伝いとして参加。お母さんと電力の社員の手伝いを受けながら、1時間半ほどの時間を掛けて部品を組み立て、最後にペットボトルの車体を乗せた。

 太陽光発電は石油資源に代わる将来のエネルギーとして、また環境汚染という問題解決の一つとして大きく期待されているが、実用化までにはまだ様々な課題を残している。その課題に挑戦するのがこれからの子供たちだけに、電力の社員たちも一生懸命に部品の組み立てに協力していた。

 完成したソーラーカーこの日はあいにくの曇り空だったが、完成したソーラーカーの太陽電池部を明るい空に向けると駆動輪が勢い良く回転し、そのまま廊下に置くとクルクルと走り出した。その様子に子供たちは「アッ。動いた。走った」と手を叩いて喜んでいた。