祖父母との同居は良かった
お母さんたちが教育環境で提言(7月28日・土)
大曲市はこのほど市役所会議室で「子育て教育環境女性懇話会」を開いた。子育てにかかわる様々な問題や意見をお母さんたちから聞き、市の将来像を描く第6次開発基本構想(計画期間2002-2011年)に生かそうというもの。市内の幼稚園や保育園、小中学校の保護者代表ら16人が出席した。
話し合いは▽子育て環境▽教育環境▽子育て中の親同士のあり方の3つのテーマに絞って進められた。その結果、子育て環境では「パパ・ママ講座は役立った。ただ子供が熱を出した場合、医者に行くべきかどうかの見極めが難しい」と行った悩みや「保健センターの駐車場が狭いし、冷房を入れてもらいたい」と言った苦情もあった。また「パパ・ママ講座」に関しては「祖父母の参加も促してもらいたい」と経験則で押しつけようとする祖父母との意見の対立で困る若いお母さんたちの悩みも浮かんだ。とさらに「冬の遊び場として児童館があるが、小学生と一緒だと幼児は遊べない。このため市外の施設に連れて行ってしまう。幼児も安心して遊べる場所がほしい」と言った要望もあった。
教育環境では「中学生になったら親と子が触れ合える行事が少なくなった」との声も。また子供への親のしつけの仕方が行き届いてないとの厳しい指摘もあった。さらに「祖父母との同居生活が子供の教育のためにも良かった」との事例報告や「子供たちの遊び方が室内中心になっているのが気にかかる」との警鐘もあった。さらに市がスクールバスについて意見を聞くと「学校までの片道を1時間かけて歩くことによって体力が付いた。バスは要らない」と子供たちを甘えさせたくない厳しい意見もあれば、「ゆとり教育で授業が減り、基本さえ分からない子が多い。放課後に補習で教えるなど基本教育だけはしっかり学校で教えて欲しい」との要望もあった。
最後の子育て中の親のあり方に関しては子供の数が少ない地域に住んでいるお母さんからは「話し合える組織がほしい」といった悩みも聞かされた。市では今回の意見を参考に開発基本構想を策定することにしているが、可能なものは来年度からでも具体化させたいとしている。