参院選の風

社民党・佐々木氏、秋田3区の事務所開き

秋田県政発展のためにも自民党に負けられないと決意(6月17日・日)

 事務所開きで決意を表明する佐々木県議来月12日に公示される参院選秋田選挙区に社民党から立候補を決意している佐々木長秀県議(52)=仙北郡選挙区選出=の秋田3区支部連合後援会事務所の事務所開きが17日午後2時から大曲市浜町の事務所であった。細谷昭雄元参院議員や栗林次美県議、それに大曲市議で社民党所属の小山誠治、藤井春雄、高松昭次の3氏らに本荘・由利、横手・平鹿、湯沢・雄勝の選対委員長や郡内町村の議会議員や支援する労組員ら150人ほどが詰めかけ、佐々木氏の参院秋田選挙区での必勝を期して檄を飛ばした。参院選に向けての佐々木氏の後援会事務所は秋田市と大館市にも設ける。

 大曲仙北の選対委員長を努めることになった小山市議は「秋田発展のためには国の制度を変えなければならない。社民党を代表して県民の声を届ける人が居ない。何とかして佐々木さんを参院に送り出して地方の声を届けるようにしたい」と応援を求めた。かつての社会党員だった栗林県議は「寺田知事を支える大事な要素を失うことになることは大変、寂しい限りだが出ると決まった以上は頑張ってもらいたい。全県の選挙戦で大変だが、知事選で非自民で戦った余韻がまだ残っている。その流れに乗って勝利を目指してほしい」と訴えた。細谷元参院議員も「農業を守り、働くものの代表となって議席を確保してほしい」と応援した。

 連合秋田は参院選では民主党を推薦しているが、佐々木陣営の事務所開きには大曲仙北の連合傘下の労組員らの顔も多数あった。連合としても民主推薦とは言え、各単組の事情に任せる方針。全農林、林野、羽後交通労組、大曲仙北教職員組合などの労組員らが「佐々木氏は県議席を投げ出して参院選に出馬を固めてくれた。その意気をくみ取ってやりたい」と積極的な支援態勢を示す。参院選初出馬の佐々木氏にとって地盤の大曲仙北こそ選挙母体。地元を固め、全県へと支持を広げたいとにらむ。

 佐々木県議は最後に「頑固に平和、元気に福祉、真面目に政治を訴え、頑張りたい。小泉内閣はこれまでにない最も危険な内閣だ。憲法を改正し、聖域なき構造改革と訴え、地方を切り捨て、農業も投資効果がないとして見直しを図ろうとしている。改革は地方の切り捨て、弱者の切り捨てであり断固、負けられない。寺田県政を大きく発展させるためにも自民党候補を倒して何としても議席を奪還する」と強気の決意を見せた。県議は開会中の県議会が終了と同時に辞任する方針。

 参院選秋田選挙区には現職で自民党の金田勝年氏(51)と新人で民主党の高松和夫氏(59)、共産党の鈴木俊夫氏(50)の4人が出馬を表明しているが、自由連合が16日、比例代表公認を決めていた党女性局長代理の斎藤幸子氏(33)を本県選挙区に変更すると発表したことから、参院選秋田選挙区は1議席を巡って現職と新人4人が争う構図となってきた。