女性への暴力の根絶を目指そう
横手市など県内3会場でシンポジウム(3月1日・木)
秋田県DV(ドメスティック・バイオレンス)から女性を守る緊急対策事業として「県DV対策フォーラム」が4日午後1時から横手市の「横手ふれあいセンターホール(かまくら館)」で、7日午後0時半から大館市の「大館文化会館中ホール」で、8日午後0時半からは秋田市のホテル「メトロポリタン」でそれぞれ開かれる。
親しい男性から暴力を受けるいわゆるDVが全国的に増えている。県内においても男性からの暴力に対する相談や一時保護の件数が急増しており、女性への暴力根絶に向けての県民の意識を高めることが緊急の課題となっていることから、フォーラムを通して女性に対する暴力に社会全体の意識啓発を図ろうと開催することになった。
横手会場ではコント「ザ・ニュースペーパー」でDVに対する理解を深めた後、「DV秋田県の現状と今後の課題について」をテーマに山王丸愛子さん(県女性相談所)、県警本部、山下博子さん(あきたDVを考える代表)がシンポジスト、阿部恭子さん(地域婦人団体連絡協議会)がコーディネーターとなる。大館市は桂文也の講演と落語を聴いた後、山王丸愛子さん、県警本部、松葉谷温子さん(あきたDVを考える会)がシンポジスト、伊藤晴美さん(エンパワークラブ)がコーディネーターを努める。秋田会場でも桂文也の講演と落語の後、山王丸愛子さん、県警本部、児玉栄子さん(あきたDVを考える会)がシンポジスト、阿部恭子さん(地域婦人団体連絡協議会)がコーディネーターを努める。
DVは夫から妻への虐待や暴力のことで「家庭内暴力」とも言われている。恋人、内縁関係、別れた夫(恋人)、同性愛者などの間で発生する暴力も含まれる。学歴、収入、職業、地位、年齢、民俗、国籍、宗教を問わずあらゆる階層、あらゆる地域で起きている問題で、プライベートな事として片づけられるものではなく、女性を支配・抑圧する差別的・社会構造的問題として注目されだしている。身体的暴力だけでなく「おまえはバカだ」「無能だ」とののしったり、物を壊す、おどす、家に閉じ込めて監視するといった精神的虐待、さらに妻に金を渡さない、必要な出費にも文句を言うなど経済的支配、妻の意志に反する性行為の強要など性的虐待もDVに入る。
主催者では「私が悪いから」とあきらめないで積極的に関係機関に相談してほしいと呼びかける。県女性相談所は018−835−9052へ。