動き出した知事選

村岡陣営が大曲市で総決起大会

野田聖子元郵政大臣らが応援に(3月12日・月)

 応援演説する野田聖子代議士自民党推薦で今月29日に告示される秋田県知事選に立候補を表明している村岡兼幸氏(43)=元日本青年会議所会頭=を励ます大曲・仙北の総決起大会が11日、大曲市のエンパイヤホテルで開かれた。大曲市と仙北郡内から自民党支持者ら1300人が駆けつけ、会場は立ち見席が出るほどの盛況さ。自民党が総力を挙げて、現職で再選を目指す寺田典城知事(60)と対抗し、議席奪還を目指す意気込みを見せた。

 午後1時半からの開会に向けて続々と動員を掛けられた支持者が駆けつける。中央政界からは父で党総務会長の村岡兼造代議士、岐阜県選出で元郵政大臣の野田聖子代議士、そして御法川英文代議士が応援に駆けつけた。来賓席には大曲市仙北郡選出の自民党県議団と大曲市長(川村良征収入役代理出席)、郡内の町村長らが顔を揃えた。

 開会のあいさつに立った原盛一県議は「この4年間、県民の幸せを祈って県政運営に努めてきたが、知事は議会と対立するばかりで臥薪嘗胆の4年間だった」と県政与党から野党に下った悔しさをにじませた。続いて県町村会長の高橋雄七角館町長が歓迎の言葉を述べた。

 御法川代議士は「野田さんも秋田を変えなければならないと来てくれた。今度の知事選は野田さんのためにも何としても勝たなければならない。大曲仙北一丸となって新しい知事を立てよう」と応援を求めた。党筆頭副幹事長でもある野田代議士は「兼幸さんには日本一の知事になってもらいたい。私の地元、岐阜には私より若い代議士がいる。その若い議員のほとんどが兼幸さんファンで、ネットワークを作っている」と持ち上げ、「私も兼幸さんと力を合わせ、働きながら子どもを産み育てられる社会をつくりたい」と訴えた。

 決意表明に立った村岡氏は「昨年10月27日の出馬表明から『秋田の元気を取り戻そう』と今日まで県内を二巡三巡してきた。現職の知事はいたずらに議会と対立するばかりだ。これでは県政は衰退する」と国際系大学の事業費が自民党の反対によって全額削除された問題を取り上げ議会とぎくしゃくした関係にある寺田知事を厳しい口調で批判。その上で「信頼のある県政を取り戻し、県民や市町村、県議会、国との絆を深める」「日本の食糧基地を目指し、農業の復権と秋田経済の再生」「対話を重視した県政で全国トップクラスの自治体を目指したい」と3点を強調。「新人なので一人でも多くの県民と対話したいと無我夢中で県内を走り回った。車の走行距離は1日に300キロから400キロ、時には600キロもの移動もあった。ようやく手応えがつかめるようになった。現職の背中がやっと見えてきた。秋田の元気、秋田を変えようと死に物狂いで頑張りたい」と決意を表明した。