県が優秀作品10点を選択
アイディア、独創的な夢を描いた子どもの花火(5月10日・木)
インパク「みんなのゆめ花火」応募作品の審査会が10日、大曲市の勤労者総合福祉センター「サンクエスト大曲」で開かれた。インパクは国の主唱で昨年12月31日から開催されているインターネット博覧会。本県では大曲商工会議所の協力を得て「インターネット花火競技大会」をテーマにしたホームページをパビリオンに出展しているが、県総合政策課ではよりインパクトのあるページにしたいと「みんなのゆめ花火」と題し、全国の小中学生を対象に創作花火デザインを募集。県内を中心に1057点の作品が集まり、その中から同課で第1次審査して通過した113点の作品から、インターネット上でのコンピューターグラフィック(CG)による動画化と8月25日に大曲市で開催される「全国花火競技大会」で打ち上げを行う優れた作品を選択しようとなった。
審査員は田口誠一大曲市商工観光課長、小西龍一大曲商工会議所中小企業相談所長、花火師の今野義和さん、小松忠信さん、それに県仙北地方部の山王丸戦二副部長、県資源エネルギー課の菅原宏紀主幹、渡辺文隆総合政策課長の7人が担当した。それぞれ絵画及びデザインとして優れているかといった美術点、独創的、個性的な発想かどうかの独創点、制作に当たっての努力が感じられるかの努力点を審査基準に審査が進められた。
第1次予選を通過した113点の作品は体育館にずらりと並べられ、各審査員が優秀3点、努力1点、アイディア1点の5作品を選出する事とした。1次審査をくぐり抜けた作品はいずれも独創的でアイディアに富んだものが多かった。多くは夜空をイメージさせるため黒のラシャ紙を使い、クレヨンで描いたものだった。中には色紙、カラフルな紐(ひも)、あるいは洋服のボタンを素材に張り絵にしたものもあった。そして花火のロケットを飛ばすと言う作品もあれば、ニワトリのような鳥が夜空を飛ぶと言う絵もあった。ニコニコと笑った大きな太陽を描いた絵もあれば、麦わら帽子やサクラの花びら、ハト、クマさんのような形の花火を描いた絵もあった。亀の花火を作って夜空に上げると言う作品もあった。
県総合政策課の職員は「やはり地元、大曲小学校の子どもさんの作品が多かった」と話し、審査を担当した商工会議所の小西さんや花火師の今野さん、小松さんは「地元の子どもたちの絵はやはり大曲の花火のイメージが強く頭に入っていて、そこから抜けきれない絵が多かった」と感想を述べる。審査員たちは出来るだけ大曲の花火で見られるような絵は対象から外し、独創的なデザインの選択に力を入れていた。今野さん、小松さんは「作品として制作可能かどうかが選択基準。とてもダイナミックな絵もあり、こういう花火なら作ってみたいなと気持ちがそそられる絵もあった」と感想を述べた。
審査の結果、優秀作品10点、アイディア作品10点、努力作品10点の30点が選ばれ、今後はその30点の作品の組み合わせでCGアーティストがインターネット上の創作花火をコンピューターグラフィックによる動画として制作する。また優秀作品についてはその中から数点を花火師が組み合わせて8月25日開催の全国花火競技大会で創作花火として打ち上げることになる。その創作花火として使用された作品数点が実質的な「際優秀作品」になるという。また30点に選ばれなかった作品は「入選作品」となる。
選ばれた30作品は次の通り。
◇優秀作品=須田康平(秋田市旭川小6年)、貝田樹(同4年)、田口里奈(大曲小1年)、石川藍(大曲小5年)、粟津達也、小野崎晶、辻原千鯉、藤原栄輝、向平慶一(大曲小5児童合作)、佐藤諒(同1年)、山下知世(同6年)、岩渕颯太(同4年)、阿部愛(同同)、桜田恵里奈(同6年)
◇アイディア作品=木村智江子(大曲小6年)、さとうゆうか(秋田市旭川小2年)、高橋勝輝(同同4年)、太田友理科香(同同6年)、深田啓之(大曲小1年)、田口夏美(同同)、田中誠志郎(同同)、相田茉奈(同4年)、荒川純平(同3年)、渡部晋太郎(同1年)
◇努力作品=佐藤宏樹(大曲小1年)、宇佐美孝明(同同)、藤原千里(角館東小1年)、河野愛里(大曲小5年)、古木陽仁(秋田市上新城中学校3年)、渋田裕二(大館市花岡小3年)、千田藍加(大曲小1年)、三浦奈々(同同)、加藤友也(同同)、高橋みずき(同同)、