緑を守ろうと小中生らが樹木の手入れ
シイタケの原木に菌の植え込み作業も(5月17日・木)
第5回太田町の育樹祭が17日午前10時から同町の「太田ふれあいの里」で開かれ、地元の小学校5年生と中学2年生約180人の「緑の少年団」と高貝久遠町長や町議ら合わせて250人が1996年の「県植樹祭」で植えられた樹木の手入れをした。
前日までの雨がカラリと晴れ上がっての五月晴れだった。高貝町長は少年団を前に「育樹祭は緑を大事にしようと5年前から始まった。緑は私たちの生活に欠かせない水と空気と食べ物を生み出して来れている。緑は私たちに水を供給し、きれいな空気を作り出し、食べ物を育んでくれる。この大事な緑の木を長く長く後世に残そうと育樹祭が始まった」と趣旨を説明。
開会式が終えると同時に今年は森の幸、山の幸を体験しようとナラの木にシイタケの菌を植え込む作業を全員で行った。森林組合から取り寄せた原木180本とシイタケの菌を少年団に手渡すと、菌を植え込むためにくり抜いた小さな穴に木槌でトントントンと詰め込んでいた。単純な作業だが、子供たちは青空の下での作業が楽しいらしく夢中だった。作業を見守る高貝町長は「原木はそれぞれの学校で管理してもらい、キノコの収穫も任せます。菌によって違うが来年春から秋にはシイタケが顔を出すだろうし、それを収穫することで山の幸、木の幸を楽しめるだろう」と目を細めていた。
温泉宿泊施設「奥羽山荘」を中心とした太田ふれあいの里は13ヘクタールの面積があって、グランドゴルフコースとしては全国一整備された場として多くのファンで毎日、にぎわっている。5年前の県植樹祭では全県から1600人が参加して、オオヤマザクラやライラック、ツツジなど22種類約600本の樹木が植樹された。育樹祭はそれらの木々を守ろうと始めたもので子供たちは木の周りの雑草を採り、追肥を与えて成長を祈っていた。