母校の大曲小へあずまや寄贈
昭和7年会の仲間100人が思い出の場へ集う(5月28日・月)
大曲市の大曲小学校を卒業し、70歳の古希を迎えた昭和7年会(小原陽太郎会長)の人たちは健康なまま古希を迎えられたのを記念して母校の「楠広場」の一角にあずまやを建設していたが27日の同期会を機に集まり、その寄贈式を行った。298人の卒業生のうち約100人が現地に集合。寄贈したあずまやは24平方メートルほどの大きさで、ヒバやカラマツ、イチョウなど緑陰の中に建てられた。同期会費の中から約150万円の経費をかけた。
久しぶりに顔をそろえた同期生の中には遠くは京都から来た人も。あずまやを背景に記念写真を撮ったり、恩師で現在も市老人クラブ連合会長として活躍している石河栄一さん(88)、ミツさん(85)夫妻を囲んで懐旧談を楽しむ人もいた。「健康でここに来られたことが何より嬉しい」とみんないい笑顔だった。
笹元嘉辰教育長は「皆さんごりっぱで、本当に若いのにびっくりしている。今は心が失われている時代とも言われている。それだけに後輩たちがこのあずまやの中で友だちと語り合い、人間交流を深め、憩いあえる場として活用してもらいたい。大変、ありがたい贈り物だ」と感謝の言葉を述べていた。武田覺校長も「1021人の児童と54人の教職員を代表してお礼を述べたい」と学校の児童だけでなく多くの子供たちに夢を与える場として活用されるのを望んでいた。
楠広場は戦前、この広場に楠正成の銅像が建っていた事から同会メンバーが10年前の還暦記念で緑の広場として整備していた。