薬物乱用防止を

大曲駅で街頭キャンペーン

通学の高校生らにカイロをプレゼントしながらPR(11月5日・月)

 少年の薬物乱用を防止しようと、大曲地区少年保護育成委員会や青少年育成大曲市民会議、大曲署少年サポート県南センターなど6団体52人が5日午前7時15分から大曲駅の入口で列車通学の高校生にカイロをプレゼントしながら、広報用のパンフレットを配り「薬物のない社会を」と訴えた。列車を降りると同時に朝の冷たい空気に震え上がった高校生らは思わぬホットなプレゼントに「助かった」とニッコリ。

 覚せい剤やシンナーなど薬物乱用は精神的にも身体的にも人間をボロボロにさせてしまう。それだけに「絶対、手を染めさせたくない」と関係者。11月が「全国青少年健全育成強調月間」であり、子どもたちの健全育成のため関係団体が力を合わせようとキャンペーンの実施となった。市内4高校からも生徒指導担当の教諭と高校生も参加、大人たちと一緒に「薬物乱用防止」を訴えた。

 午前7時から8時ごろまでの大曲駅は通学の生徒たちで最も混み合う時間帯。市内4高校だけで1000人を超える生徒たちが列車で通勤しているという。キャンペーン用にとこの朝はパンフレットとカイロの入った袋を1200枚を用意した。列車から降りた高校生たちはずらりと並んだ大人たちに一瞬、緊張していたが手渡されたカイロに思わずニッコリ。笑顔で受け取っていた。大曲署では薬物乱用による高校生の補導や検挙例は今年はないが、成人の覚せい剤使用で2件の検挙があり、少年たちが誘い込まれないよう警戒したいと話す。