3日に招集、6議案上程
2会派が一般質問を見送り、「さぼりだ」と批判の声も(11月26日・月)
大曲市議会運営委員会は26日開き、12月3日から開会する12月定例議会の日程を話し合った。その結果、会期は20日までの18日間とし、13日に4人の議員が一般質問を行うことなどを決めた。共産党の1人会派を除く、5会派のうち2会派が今回の議会での一般質問を見送った。これに対して議員の間から「議員としての任務の放棄。さぼりではないか」との批判の声も出ている。
12月議会には市手数料条例の一部改正など条例案2件、平成13年度一般会計補正予算など予算案2件、議決を求める案件2件、それに平成12年度決算の認定の6議案が上程される予定。
一般会計補正予算額は1億4137万8000円で、補正後の累計額は158億1742万8000円となる。補正による主な事業は乳幼児への医療費が当初見込みを上回ったことに伴う福祉医療費扶助費として約4983万円、雪寒機械購入費約1332万円、道路改良費負担金約5906万円、広域圏民体育館大規模改修事業費311万円など。体育館は平成19年の秋田国体でハンドボール会場に予定されており、それに向けての増改築で、13年度当初予算で約1431万円を計上している。
議決を求める案件は広域圏民体育館と仙北町の圏民野球場をそれぞれ大曲市と仙北町に無償譲渡するためのもの。体育館は国体のハンドボール会場に、野球場は軟式野球場大会の会場となる。
議会は3日開会の後、12日まで休会し、13日に一般質問が行われる。質問者は児玉裕一(新成会)、小山誠治(社会ク)、渡部英治(市民・公明ク)、山本三治郎(新成会)の4氏。議会は14日から19日まで各常任委員会審査、事務整理のため休会し、20日の本会議で閉会する。
今回、一般質問を見送ったのは4人会派の政友会と2人会派の政風会。議員の申し合わせによって一般質問は、それぞれの会派の人数によって回数や人数が決められている。1人会派の共産党は2月定例議会と9月定例議会の2回だけに限定され、最大会派の新成会(11人)は各定例会で4人まで質問できる。次の4人会派の政友会は毎回2人まで質問が可能で、残りの社会クラブ(3人)、市民・公明クラブ(3人)、政風会(2人)は各定例会で一人ずつと決められている。
議員が各定例議会で行う一般質問は行政のあり方をただすため、議会で最も大事な役割とされている。義務化されているわけではないが、議員活動の華でもある。いつもの12月定例議会なら6人から7人が質問を申し出ていて、議会開会中、2日間はその日程に充てている。今回は4人だけだったため1日限りとした。
一般質問の申し出は16日で締め切られたため、質問を見送った政友会、政風会所属の議員の議会開会中の質問は出来ない。ただし、緊急質問は可能だが、この場合は議会に緊急動議を出して議会の承諾が必要だ。
政友会の大坂猛夫会長は「順番から言って今回、質問する予定だった議員に期待したが都合がつかないということだった。4人会派でありながら、質問者を出さないわけには行かないと思ったが、無理やり押しつけるようなものでもない。前回に続いて自分でやることも考えたが、決算委員会のメンバーにもなっていて時間が取れなかった。責任は感じるし、とても残念だと思っている」と話す。