警察署協議会

大曲の花火の雑踏警備

大曲署で協議会委員と討議(10月2日・火)

 大曲警察署協議会が1日、同署会議室で開かれた。警察署協議会は地域住民が安全に関する意見や要望を直接、署長に述べる役目を果たすために改正警察法に基づいて設けられた制度。6月1日から施行され、今回が2回目の会議となった。

 この日の会議は8月25日に行われた第75回全国花火競技大会「大曲の花火」の雑踏警備と交通規制を課題に話し合った。この大会には全国から過去最高の64万人もの観客が殺到。兵庫県明石市での花火見学客の将棋倒し事故もあって、大曲の花火での警備は広域消防、警察、警備保障、市職員ら1000人態勢での警備陣が敷かれ、堤防上道路は緊急車の通行確保のため立入禁止にするなどピリピリしたムードの中で行われた。

 会議には12人の委員全員と警察からは河合格署長、副署長ら6人が出席。署長あいさつの後、地域課長が「雑踏警備」について、交通課長が「交通規制」についてそれぞれ説明。そして県警ヘリコプター「やまどり」が花火大会当日、上空から撮影したビデオを観てから討議に入った。

 委員からは「ビデオを観て、改めて雑踏のすごさを感じた。今までよく事故がなかったと思う。関係者の苦労に敬意を表したい」「4万人のまちに60万人を超える人が集まること自体がすでに異常ではないか。警察をはじめ関係機関には、交通渋滞がピーク時の火災の発生など、最悪の場合を想定した対策を講じてもらいたい」「年々、人出が増える一方であり、そろそろマイナスのPRも必要ではないか」「大曲の花火のおかげで、神岡町の花火大会も混雑するようになった。こちらも事故が起きないかと心配になってきた」などの意見があった。