2日連続して発生した死亡事故
大曲署、緊急対策会議を開き、取締へ全力(10月2日・火)
交通死亡事故が相次いでいる大曲署は2日午後から「交通死亡事故防止緊急対策会議」を署内で開き、管内市町村役場の交通安全担当者や交通安全協会各支部長、交通指導隊連合会、安全運転管理者協会など関係機関と事故防止対策を話し合った。
同署管内では30日に南外村の県道で、仲間3人とツーリング中のオートバイが路外からバックしてきた軽トラックを避けようと急ブレーキを掛けて転倒、運転していた31歳の男性が死亡した。現場に残っていたスリップ痕からオートバイは90キロ以上のスピードを出していたものと同署では推測している。そして1日早朝には神岡町の国道で、左側に停まっていた車を追い越そうと右側車線に出た普通トラックが、道路中央付近に座り込んでいた90歳のお年寄りをはねて死亡させた。左側に停まっていた車は道路に座り込んでいる老人を発見し、「放っておけない」と思ってUターンして声を掛けようとした矢先にトラックが迫ってきたと言う。事故当時はまだ暗く、雨も降っていたためはねたトラックの運転手は「見えなかった」と話しているという。
会議には約70人が参加。河合格署長は「2日連続しての死亡事故であり、異常事態と思って皆さんのお力を借りることにした」と協力を求めた。同署では2日から6日までの5日間、署内に交通死亡事故緊急対策本部を設け、可能な限りの交通取締の強化を図り、死亡事故の多発傾向に歯止めをかけたいとしている。
そして出席者全員に広報活動、街頭活動の強化を求め、夜間の歩行時の危険防止のため反射材の普及とドライバーには夕暮れ時における早めのライト点灯運動の推進などを進めることを決めた。また市町村役場には「交通死亡事故多発警報発令中」ののぼり旗を立てるよう協力を求めた。同署管内での死亡事故は1日で4件6人となった。