岐阜県のプロバイダー
PHSの携帯電話サービス開始(10月11日・木)
岐阜県のインターネットプロバイダー「HAテレコム(岐阜市桜通、和田浅治社長)」が高齢者向けの携帯電話メールサービスを開始した。相手に伝えたい文面(用件)をあらかじめ設定しておき、4つのボタンを使っての簡単な操作で発信できる緊急連絡用の情報通信システム。お年寄りだけでなく幼児にも使えるとして、高齢者のいる家族以外にもアピールしたいとしている。大曲市の社会福祉協議会など福祉関係者は「実物を見ないと何とも言えないが、携帯電話の小さなボタン、複雑な操作は高齢者にとって苦手だけにそうした支障がないとすれば魅力だ」と関心を寄せている。
サービスの名称は「やわらぎ」。携帯電話の端末はDDIポケットのPHSサービスエリア内なら全国各地で対応可能でPHSの「安心だフォン」を利用する。送信設定を独自にアレンジし、標準で「電話かけてきて」「すぐ帰って来て」「迎えに来て」の3件のメールを、HAテレコム専用サーバーを経由して一カ所のあて先に転送できるシステム。
24時間利用でき、オプションで用件追加は最大7件、転送先も複数の設定が可能。通常の電話としても利用できる。HAテレコムでは「一人暮らしの高齢者の方が家族に緊急の用件を伝えたい時や掛かりつけの病院などにメールで緊急の連絡をしたい時に簡単な操作で送信できるうえにメールを受けた家族や病院からは、そのお年寄りの持つ携帯電話に直接、電話をかけて話もできる」と話す。
利用するには初期費用としてHAテレコム分で初回登録設定料2万9800円、DDIポケット分で端末料6000円、加入手数料2700円が必要。月額の基本料金は1480円(うちHAテレコム分は基本料500円)。メール送受信は30秒ごとに10円かかる。オプションは追加メール(用件)設定が1件200円(初回のみ)、追加転送先が1件月額100円。問い合わせは同社へ。電話058−251−2101。ホームページでも申し込める。