西仙北町の東側を通過
河川氾濫で国道の通行規制の不安も解消(10月25日・木)
西仙北町の「国道13号刈和野バイパス(神岡町〜協和町間)」が全線開通、25日午前11時から神岡町北楢岡字船戸地点で関係者がテープカット、くす玉割りを行って開通を祝った。午後1時から全線開通した。刈和野バイパスは北楢岡字下船戸を起点に協和町峰吉川字高寺山までの延長5.4キロ、幅員17メートルの道路。国土交通省(当時は建設省)が1976年から事業に着手し、これまで130億円を投じ、25年がかりで全線開通となった。現地式典には村岡兼造衆院議員、国土交通省の南部隆秋国道課長、高橋定雄湯沢工事事務所長、それに小松隆明西仙北町長ら来賓、関係者200人ほどが参列。刈和野小学校「太鼓の会」の児童11人による「大綱太鼓」演奏のアトラクションの後、テープカットを行い、白バイを先頭に30台の車が祝賀会場の西仙北ぬくもり温泉「ユメリア」までパレードした。
バイパスは神岡町北楢岡付近から現国道13号と分岐し、西仙北町市街地部の東側を通過している。97年から3回の部分開通で終点側の3.1キロが開通していた。今回の開通区間は北楢岡字船戸から西仙北町刈和野字一ト鶴までの延長2.3キロ。現地式典で利用者を代表して刈和野小学校6年の斎藤梨菜さんが「素晴らしい道路を造ってもらってありがとう」とお礼を述べた。
国土交通省では全線開通によって雄物川水系の河川の氾濫で、通行が規制される心配もなくなり、産業・経済活動などの停滞の不安もなくなったとその効果を強調する。同省によると72年以降、水害で5回、延べにして65時間の通行止めがあったという。またバイパスの通過で西仙北町の中心部における車の混雑も緩和され、騒音や震動、ほこりなどの生活環境も改善される。さらに温泉「ユメリア」や大佐沢公園などレクリェーション施設、工業団地などへのアクセスも便利になり、地域の活性化にもつながると話す。またバイパスは両側に幅3メートルの歩道も整備され、刈和野小学校や東中学校などバイパス近くの通学もより安全になると強調する。
バイパスを利用した場合、温泉「ユメリア」へは西仙北高校前の十字路から左折か右折することになる。