大曲市の循環バス

発車オーライして1カ月

1便当たりの平均乗車人員は9.55人(9月7日・金)

 大曲市の循環バス“市民の足”として8月1日から本格運行を開始している大曲市の循環バスの8月分の乗車人員が7日までにまとまった。それによると全国花火競技大会のため、バス運行を休んだ25日を除いた30日間の乗車人員は2292人で、収入は22万8130円となった。乗車人員と収入が違うのは小学校入学前の児童は無料のため。

 循環バス運行は空洞化が進む中心市街地の活性化と交通弱者である高齢者の足を確保して、公共公益施設への利便性を高めようと始まった。昨年夏と今年の冬の2回、どこで乗っても降りても一律100円の料金で試験運行した結果、市民の好評を得、継続要望が高かったことから8月から通年運行を開始した。

 バスは駅前のバスターミナルを起点に毎日午前9時発から午後4時発まで一時間おきに1日8便運行。コースは中心市街地で、路線バスが走ってない地域。コース内には市役所や図書館、市民会館など公共施設のほか、医療機関などをはじめ、商店街もあり、車のないお年寄りにとっては便利だ。約350メートル間隔にバス停27基を設置し、一周約8.5キロを45分ほどで巡回している。

 1日8便の運行の結果、1日平均76.4人の乗車人員で、1便当たりの乗車は平均9.55人。昨年夏のケースでは1便当たりの平均乗車人員は9.2人だっただけにほぼ昨年よりわずかだが乗車率は上回った。市では「天気の良い日はやはり自転車を利用する人が多く、雨の日になるとお客さんも増えているようだ。まあ昨年並みの数字だから順調と言えるのではないか」と話す。