欣寿園でも敬老会、108人の長寿を祈る(9月19日・水)
大曲市の特別養護老人ホーム「欣寿園」の敬老会が19日、行われた。同園には64歳から最高98歳までのお年寄り108人が入園している。半数近くがベッドで寝たきりの生活で、食堂で行われた敬老会に出席した人たちは50人ほどだった。多くは介護士の付き添いで車いすに乗っての参加だった。
始めに同園を運営している社会福祉法人県南ふくし会の石川勝三理事長が勤続10年になった介護士の小西ミツさんを多年勤続職員として表彰し、敬老会が始まった。石川理事長は「昭和49年4月に開所したこのホームも老朽化で皆さんにはご不便をおかけしている。改築に向けて市と市議会に助成を要望している。介護保険が始まってからは家族と利用者が施設を選ぶ時代となったが、介護は人間の尊厳を守る最後の場であり、職員ともども皆さんが安心して暮らせるよう努力している」と述べ、「一日一日を精一杯生き、喜びがあったら隣の人と分かち合って欲しい」と呼びかけ、園内でおしぼりや洗濯物を畳む手伝いをしたり、庭の草取りをしている人、そして読書を趣味に毎日、本を読んでいる入園者ら一人ひとりの名前を紹介し「一日一日を楽しんで下さい」と長寿を祈っていた。
そして市からは88歳になった樫尾ウタさん、寺村キエさん、佐々木キミノさん、松塚ツヤさんの4人の方に米寿祝い金が、大曲郵便局からは数えで99歳になった青谷チヨノさんに白寿の記念品が贈られた。青谷さんは体調を崩して入院中のため、家族が代わって受け取った。このほかにも大曲地区社会福祉協議会が76歳以上のお年寄りに、そして秋田銀行秋田大曲支店からは入園者全員に記念品、欣寿園からも数えで米寿を迎えた5人と喜寿となった一人、そして全員に記念品を贈って祝った。
敬老会とあって家族の人たちもお祝いに駆けつけ、一緒にお昼を楽しんでいた。園では尾頭付きの焼き魚と赤飯、それにお酒の好きな人にはビールやお酒も振る舞った。そして大曲婦人会の一行が民謡や踊りの芸を披露し、みんなを楽しませた。