仙北町の夏祭り

古式ゆかしい「平安行列」で賑わう(8月16日・金)

 南門をくぐる平安行列仙北町の夏祭り「彩夏SENBOKU2002」が15日、国指定史跡「払田柵跡」であった。この日も日中は雨にたたられたが、夕方の平安行列が行われるころには雨もあがって祭りは大勢の観客を迎えて賑わいを見せた。

 会場には特設舞台が設けられ、日中は雨の中、柵内の川で子ども魚つかみどり大会やヤングステージショーなどが行われた。そして夕闇がせまる午後6時45分から古式ゆかしい「平安行列」が静々と柵内の正庁跡から南門を経て特設舞台まで行進した。

 小中学生から地元、払田の人たち105人が貴族やお姫さま、兵士の役を買って出、平安時代の衣装を付けての行進。南門前では多くの見物客が出迎え、あでやかな雅びの世界にうっとりと見ほれていた。お姫さまの衣装を付けた中学生は「何とも言えない気持ち」とほほを染めていた。烏帽子姿の女子中学生は「お姫さまに従う役なんだけど、気に入ってます」とりりしい笑顔を見せた。

 伊藤稔町長は平安行列の後、舞台に立って「この祭りは平成元年に仙北フェスティバルとして始まり、平成6年からこの払田の柵跡が会場となった。史跡の里のイメージアップを図ろうと平安の賑わいを再現した。数々のイベントも用意しているので最後まで楽しんでもらいたい」と観客に呼びかけた。会場には焼きとりや綿あめ、金魚すくいなど夜店も出て、舞台の上では歌や太鼓の演奏などもにぎやかに展開された。最後は20分間の花火ショーで打ち上げた。