大曲の花火へ

雨の中人、車が続々

でも恨みの雨、駐車場はがら空きの所も(8月24日・土)

 人で埋まり出した雄物川河川敷(午後2時撮影)大曲の花火へ─。「第76回全国花火競技大会」は午後5時の昼花火開会までに2時間半と迫った。観光バス、一般車が花火大会を目指して続々と大曲市を目指して流れ込んでいるが、やはり朝の雨がたたったようだ。午後1時過ぎから大川西根側から花火会場となる雄物川河川敷、そして市役所周辺を自転車で巡回したが、大川西根側の国道105号線は例年の渋滞が嘘のようにがら空き。駐車場整備に駆り出されたアルバイトは閑古鳥の声に手持ち無沙汰のようだった。車はスイスイとスムーズに流れている。6年前から市役所も同大会の主催団体となり、市職員総出で交通整理に当たっているが、「こんなに静かで、車の流れがスムーズな大会は経験がない。やはり雨がたたったようだ」と話す。

 ただ会場となる雄物川河川敷だけは次々と人の群れが津波のように流れ込み、混雑は高まっている。県内外の大手旅行会社の社員が観光バスから吐き出された団体客を旗を手に会場へと案内しているからだ。

 国道105号線沿いや大川西根地区では民間の人たちが減反の田んぼを利用して有料駐車場でお金を稼ごうとやっきだが、雨で例年の半分以下にも減った車の流れに気を揉む姿も見られる。それでも花火会場の雄物川河川敷とその周辺は人でごった返しており、今年も雨とはいえ、花火が打ち上げられるころには「大曲の花火」の音と光の競演に大観衆はどよめきそうだ。河川敷やその周辺の駐車場カラフルなテントがお花畑のように彩って華やいでいるが、雨がどうなるのか。会場入りする人たちはしきりに天気を気にしている。(24日午後3時)