新成人の政治への関心度は?

選挙に関するアンケート

関心ない、分からないで4割にも=大曲市選管(8月29日・木)

 大曲市選挙管理委員会事務局は今月15日に行った「成人式」での模擬投票で得た「選挙のアンケート」結果を29日までにまとめた。それによると「選挙に関心があるか」の問いに対して「非常にある」は12.4%、「少しある」は47.7%で、この二つを合わせると約60%の新成人は選挙に関心を持っていることが分かった。しかし、「20歳代の投票率がなぜ低いのか」に対しては「選挙で政治が良くなると思えない」「政治、選挙に関心がないから」で合わせて62%、さらに「自分たちと関係がないから」は約12%、「信頼する候補者がいないから」が約12%となり、「選挙に関心がある」との答えとやや矛盾した回答となった。これらの結果に対して市選管では「選挙に関心はあるようだが、あきらめも見られ、大人の責任も大きい。これからも投票率が上がることを期待して啓発活動を続けたい」と話す。

 成人式には399人が参列し、そのうち男性157人と女性109人の合わせて266人が「選挙に関するアンケート」用紙に記入、会場に設けられた投票箱に投票した。その結果、「選挙に関心があるか」では約4割の新成人が「関心がない」「わからない」と答えた。また来年の県議選、市議選に「必ず投票に行くか」では「必ず行く」は約13%で「行くと思う」のやや積極さを示したのは約39%だった。逆に「行かない」は約16%で、「分からない」も約32%を占めた。つまり半数近くが選挙に行かないか、分からないという結果だった。

 さらに同選管では若い人たちに政治や選挙に関心を持ってもらおうと来年春に予定されている県議選、市議選を皮切りに「投票立会人」の募集を行っているが「非常にやってみたい」は約11%で、「頼まれたらやってみたい」は約19%と二つ合わせても3割台にとどまった。逆に「責任が伴うのでやりたいと思わない」が約33%とあり、若者の社会参加意識の欠如が見られた。

 模擬投票はまだ選挙の投票経験がない新成人に投票を経験してもらい、いくらかでも政治や選挙に関心を持ってもらおうと「成人式」の会場となった市民会館で式典開会前に行った。