大規模改修工事完成
アリーナを拡張、暖房設備も完備(12月4日・水)
大曲市民体育館の大規模改修工事が完成し、22日午前10時半から完成記念式典を挙行すると同時に同11時から大曲小学校と花館小学校のマーチングバンド演奏、そして大曲農業高校と盛岡第二高校によるハンドボール少年女子の記念試合が行われることになった。
体育館の大規模改修工事は07年の秋田国体で同体育館がハンドボール会場となることから、アリーナ部分の拡張が求められていた。今年5月から工事に入り、鉄骨コンクリート造り二階建て延べ面積約3034平方メートルを約3558平方メートルに広げた。これによってアリーナ面は幅36メートルは変わらないが、奥行き42メートルが48メートルと広がった。バスケットボールコートは2面とこれまでと変わらないが、バレーボールはこれまでの2面から4面取れる広さとなった。
また天井には吸音ボードのグラスウールを張り、音の響きをなくした。さらに壁面も床下から3メートルまで吸音と衝撃吸収を兼ねた板張りとした。床も衝撃吸収のスプリングを入れた。さらにアリーナ面は遠赤外線暖房、二階の観覧席にはファンヒーターを設置。冬も快適な環境でスポーツや催し物を楽しめるようにした。
館内の窓もこれまでのすりガラスから透明ガラスに入れ換え、館内の採光性を高めた。また身障者用のエレベーターも設置した。車いすなら1台と補助者2人が乗れる。二階の観覧席はアリーナの拡張でこれまでの532席が432席へと減ったが、シルバーシートや車いすスペースを設けた。
トイレ、シャワー室、更衣室も全面的に改修。身障者用トイレには赤ちゃんのおむつ交換用のベビーベッドを設置した。このほかトレーニングルーム、事務室からなる。同体育館は今年4月に大曲仙北広域市町村圏組合から無償譲渡され「大曲市民体育館」となった。総工費は3億8900万円だった。
22日はハンドボール試合の後、体育館を無料開放。アリーナではニュースポーツ体験が、トレーニングルームではフィットネス器具体験を楽しめる。
体育館の改修工事によって使用料も変更。開会中の12月定例議会に条例の一部改正案が上程されている。使用料は下記の料金になる予定。
◇体育館▽研修またはアマチュアスポーツに使用する場合(入場料を徴収しない)1時間750円、土・日・祝日=900円(入場料を徴収する)1時間1500円、土・日・祝日1800円▽営利を目的としない催し物に使用(入場料を徴収しない)1時間3750円、土・日・祝日4500円(入場料を徴収する)1時間7500円、土・日・祝日9000円▽営利を目的とする催し物=1時間1万8750円、土・日・祝日2万2500円
◇施設設備▽照明設備=1時間630円▽放送設備一式(研修またはアマチュアスポーツに使用する場合)午前・午後・夜間1回につき1050円(上記以外に使用する場合)2100円▽トレーニングルーム=1回(2時間)100円、1カ月=1050円▽ステージ一式=2100円▽物販販売目的で館内ホールなどを使用する=1日(6平方メートル)2100円▽立ち売り目的で館内ホールを使用する=1日(1人)520円
◇暖房設備▽研修またはアマチュアスポーツに使用▽アリーナ=1時間1500円▽観覧席=1時間1000円▽上記以外に使用=1時間3000円、観覧席2000円