たざわこ芸術村「森林工芸館」=田沢湖町=

メルヘンな組み木の作品展開催中(12月5日・木)

 歳時記のセット田沢湖町のたざわこ芸術村「森林工芸館」で小林重雄・高谷正弘さんのメルヘンな「ScrollSaw World展」が開かれている。小林さんは同工芸館の館長で、組み木創作の会会員。1枚の木から生まれる様々な形で、日本の美しい季節のオブジェ「歳時記」を創作し、横手市の秋田ふるさと村で開かれた「第3回秋田ふるさと特産品コンクール」で最高賞を受賞した。今回はその作品を中心に展示している。ScrollSaw Worldは「糸鋸の世界」という意味で、糸鋸を使って1枚の木からウサギやリス、人形などを創作したもの。高谷さん山形県新庄市で親子で作る物づくり教室や「無限工房」を開き、今回は小林さんの作品のデザインを協力した。

 歳時記は1月から12月までの日本の季節を木で表現したもの。1月は「獅子舞と羽子板」、2月「かまくら」、3月「ひな祭り」、4月「桜満開」、5月「こいのぼり」、6月「雷ぼうや」、7月「七夕」、8月「海」、9月「お月見」、10月「稔りの秋」、11月「オリオン座と白鳥」、12月「クリスマスとサンタ」と1年の歳時記を楽しめる。 シナの木、スプルス(松の一種)といった外材を素材に糸鋸で切り取って人形や小動物を創作するもので、大人の手のひらほどの小さなテーブルに飾られた人形や小動物は自由に動かせるので、自分で演出も楽しめる作品。

 12月のクリスマスとサンタ歳時記のほかにクマにまたがった金太郎や十二支、サンタの人形、雪だるま、クリスマスツリーなどの作品も展示されている。

 「歳時記」は各月ごとの作品一個ずつでも販売する。一個2800円だが、12点セットなら3万円。記念展は来年1月15日まで。問い合わせは同工芸館(0187─44─3981)へ。