「協議会だより」創刊号を発行
2回目の協議会で財政シュミレーションを示す(12月17日・火)
仙北東部合併推進協議会(六郷町・千畑町・仙南村)ではこのほど「協議会だより」創刊号を発行した。A4版サイズの4ページで、6500部印刷、3町村合わせて6358世帯全戸に配布した。創刊号では3町村の首長と議長とが合同で仙南村役場に協議会事務局の看板を掲げるカット写真と記者会見の様子をカラーで表紙に飾り、2ページから3ページでは第1回目の協議会で決まった役員や記者会見での内容、そして今後の事業計画などを紹介、4ページ目では3町村のデータを掲載している。
データによると六郷町は人口7286人で、世帯数は2147。02年度一般会計当初予算は40億6366万1000円。千畑町は人口8540人で、世帯数は2183。02年度一般会計当初予算は42億5267万4000円。仙南村は人口8381人で、世帯数は2028。02年度一般会計当初予算は40億3900万円。
同協議会では3日に2回目の協議会を開催、そして25日に3回目、来年1月16日に4回目を開催する。そして1月中に3町村とも臨時議会を招集し、合併に向けた法定協議会設立への議決を得て、2月5日には法定の合併協議会を設立する予定だ。その上で合併特例債の期限である05年(平成17年)3月までの合併を目指すが、早ければ04年中の合併も考えられるという。
協議会だよりは今月20日には2号を、そして法定協議会設立まで3号を発行したいとしている。事務局では「協議会だよりのほかにもホームページも準備中で、3町村の住民に協議会での話し合いの内容やデータなどの情報を分かりやすく掲載し、合併への理解を得られるようにしたい」と話す。
3日の2回目の協議会では事務事業の実態調査や合併推進債、財政シュミレーションなどを協議会委員である3町村の首長と議会議長に説明した。3町村の人口は現在2万4207人で、合併しても市になる要因は満たさない。財政シュミレーションによると人口は減少し、23年後の2025年(平成36年)には7095人減の1万7112人と推計された。しかも高齢と少子化も進み、2025年では65歳以上の人口は6561人(38%)となり、生産年齢人口(15歳以上64歳未満)は8905人(52%)、年少人口(15歳未満)は1647人(9%)と推計された。
合併による一番のメリットは人件費の抑制と言われている。3町村合わせた特別職は現在12人で、その報酬は年間で計9808万8000円。これが合併すると特別職は4人で済み、3212万7600円となり、年間6596万400円の削減となる。(数字は類似団体の単価を使用した)。また議員数も現在は44人で、1年間の報酬は計1606万8000円だが、合併して議員定数を仮に26人とすると、8566万4400円となり、7501万5600円の削減となる(3町村の高い単価を使用した場合)。
一方、3町村合わせた現在の職員数は296人で、1年間の給与総額は11億1723万9600円となっている。これを合併によって70人削減の226人体制が実現したとすると8億7245万400円となり、2億4478万9200円の節減となる(類似団体の単価を使用した場合)。