大曲市で特別職報酬等審議会

議員報酬、市長らの給料引下げを諮問

人事院勧告初の引下げを受け、来年1月1日から実施へ(12月17日・火)

 大曲市は17日、特別職報酬等審議会を開き、議会議員の報酬及び市長、助役、収入役の給料改定を諮問した。諮問案は国の特別職職員の改定率2.1%をベースにした引き下げで、議員報酬は現行月額38万2000円を8000円引き下げ、37万4000円とし、市長給料は現行98万9000円を2万円引き下げ、96万9000円とした。いずれも当局案通りの答申を受け、開会中の12月定例議会に条例改正案を追加提案し、議決を得て来年1月1日から実施する。

 今回の引き下げは長引く不況で民間との賃金格差を是正するため、人事院勧告では初めての引き下げ勧告を受けての是正。人事院勧告では国家公務員の若年層は1.9%、管理部門は2.0%、国務大臣など特別職や管理職は2.1%の引き下げとなっている。市では厳しさを増す財政状況も勘案して国の特別職のベースで引き下げを諮問した。

 特別職の報酬及び給料改定は1998年まではほぼ2年ごとに行ってきたが、この4年間は据置のままだった。引き下げは初めて。県南では横手市も来年4月1日実施に向けて引き下げを検討中で、湯沢市は鈴木俊夫市長が選挙公約を実施したいとして7月に市長給料を30%引き下げている。今回の引下げによって市職員も平均して1.98%の減額となる。

 審議会は労働者団体、建設業者、農協、商工会議所、婦人団体、青年団体、農業団体の代表7人と学識経験者2人の計9人で構成された。委員からは特別な意見はなかったという。報酬及び給料改定は次の通り。カッコ内は引下げ額。

 ◇議長=現行44万9000円⇒改定後44万円(9000円)

 ◇副議長=現行41万円⇒改定後40万2000円(8000円)

 ◇議員=現行38万2000円⇒改定後37万4000円(8000円)

 ◇市長=現行98万9000円⇒改定後96万9000円(2万円)

 ◇助役=現行77万9000円⇒改定後76万3000円(1万6000円)

 ◇収入役=現行71万9000円⇒改定後70万4000円(1万5000円)