改修工事完成記念式典
ハンドボールの記念試合、暖房設備に喜ぶ市民(12月22日・日)
大曲市民体育館大規模改修工事の完成記念式典が22日午前10時半から館内で挙行された。式典には辻久男、栗林次美両県議をはじめ施工業者、市議会議員、市体育協会役員や各種スポーツ団体の役員ら約150人が参列し、完成を祝った。
記念式典の後は大曲小学校の児童66人によるマーチングバンド演奏が披露された。続いて盛岡第二高校と大曲農業高校の女子ハンドボール記念試合も行われた。体育館いっぱいに展開される迫力いっぱいのハンドボールの競技を観ようと二階の観覧席は見物客で埋まった。ハーフタイムの休憩時間を挟んで花館小学校51人によるマーチングバンド演奏もあった。改修工事によって館内は暖房も設備され、観客は「体育館と言えば寒いものだったが、寒さを気にせずに試合を楽しめるようになった」と喜んでいた。
体育館の大規模改修工事は07年の秋田国体のハンドボール会場に向けてのアリーナ部分の拡張。今年5月から工事に入り、鉄骨コンクリート造り二階建て延べ面積約3034平方メートルを約3558平方メートルに広げた。これによってアリーナ面の幅は36メートルは変わらないが、奥行き42メートルが48メートルと広がった。バスケットボールコートは2面とこれまでと変わらないが、バレーボールはこれまでの2面から4面取れる広さとなった。
また天井には吸音ボードのグラスウールを張り、音の響きをなくした。さらに壁面も床下から3メートルまで吸音と衝撃吸収を兼ねた板張りとした。床も衝撃吸収のスプリングを入れた。
館内の窓もこれまでのすりガラスから透明ガラスに入れ換え、館内の採光性を高めた。また身障者用のエレベーターも設置した。車いすなら1台と補助者2人が乗れる。二階の観覧席はアリーナの拡張でこれまでの532席が432席へと減ったが、シルバーシートや車いすスペースを設けた。
トイレ、シャワー室、更衣室も全面的に改修。身障者用トイレには赤ちゃんのおむつ交換用のベビーベッドを設置した。このほかトレーニングルーム、事務室からなる。
同体育館は今年4月に大曲仙北広域市町村圏組合から無償譲渡され「大曲市民体育館」となった。総事業費は約4億939万円だった。