園児たちが鬼退治

大曲消防署で「防火豆まき」

悪いオオカミ、赤鬼、青鬼も登場(2月1日・金)

 園児たちを連れていこうとするオオカミ節分を前にして大曲消防署の7人の署員が1日朝、大曲東保育園を訪れ、園児たちに劇を披露して「防火豆まき」サービスをした。劇にはおおかみ、うさぎさん、くまさんが登場、それに怖い赤鬼、青鬼まで加わって、135人の園児たちは一時、パニック状態となったが、うさぎさんとくまさんに励まされ、みんなで豆をまいて退治した。

 4年前から「節分」の行事を挟んで、大曲市内の幼稚園、保育園を回って劇を通じて子どもたちの防火意識を高めようと始めた。2年前までは男鹿のナマハゲを借りて「泣く子はいねか」「火遊びする子はいねか」と良い子の成長を祈ったが、ナマハゲは神さまの化身であり、ナマハゲに豆をまくのは男鹿の人たちから禁じられていた。このため昨年からおおかみとうさぎ、くまの縫いぐるみを買い求め、豆まきも楽しんでもらうようにした。 

 遊戯室に集まった園児たちの前にまずおおかみが登場。「アッ。オオカミだ」と園児たちは大喜び。「僕はとっても良い子のオオカミだよ。みんなと遊びに来ました」。園児たちは「ワー」と歓迎。「みんなはお父さんやお母さんがいなくてもマッチやライターを使えるよね」と呼びかけ、「火遊びも大好きだよね」と悪い遊びを誘う。

 誘惑に乗らない園児たち。「火遊びをしよう」と前に座っていた園児を強引に連れて行こうとすると、うさぎさんとくまさんが登場し、「そいつは悪いオオカミだ」と大声で注意。園児たちに豆を配って、豆をぶっつけながら「鬼は外!福はうち」と追いかけた。逃げようとするオオカミ。それを助けようと赤鬼、青鬼が応援に登場して大暴れとなった。怖い鬼の登場に女の子の中には顔面蒼白となって逃げる子もいたが、先生たちも味方に加わって、豆を必死にぶっつけると「これはたまらない」とオオカミも赤鬼も青鬼も背中を向けて退散した。

 怖い鬼も登場悪いオオカミをやっつけたうさぎさん、くまさんは「これからも火遊びは絶対にしないよね」と約束を求め、園児たちもホッとした表情で誓っていた。