農家の主婦たちのアイディア

大曲市生活技術開発展

タカヤナギイーストモールで始まる(2月1日・金)

 作品を試食しながら審査する審査員第34回大曲市生活技術開発展が1日からタカヤナギイーストモールで始まった。農家の主婦たちの創意工夫や農産加工のメリットを生かした直売や加工活動で、女性の自立や地域活性化を図ろうと市農業総合指導センターの主催で開いているもの。第1部の米料理・米加工品には24点、第2部は農産物加工と漬け物で84点、第3部の更生創作品・民芸工芸品には32点が出品された。

 それぞれに出品作について昼過ぎから仙北地域農業改良普及センター副主幹の青木育子さんや菓子製造業の鈴木勝博さん、県総合食品研究所員の菅原久春さん、タカヤナギ日配課バイヤーの及川博さんらが審査員となって一つ一つを慎重に味見したり、商品化につながるかなどを吟味した。更生創作民芸品も工夫が凝らされているか、実用的かなどを審査した。

 米料理・米加工品にはクッキーやハタハタすし、リンゴボート、古代米大福、ゴボウ入り花みそなどが。農産加工品にはカボチャ入りうどん、かりんとう、モロヘイヤ入りぎょうざ、野菜入り蒸しパンと言った工夫の品も。漬け物の部ではキムチ、カブの千枚漬け、いぶり大根、たかな漬けなど多彩だった。

 タカヤナギの及川さん、菓子製造の鈴木さんは「商品化し、店に置きたくなるような品がないかの視点で審査した。和菓子などには地元の素朴な味を出したものもあり、面白いと思った」と話し、「いいものがあるが、もう少し情報交換して技術的な面で研究が必要だ」と感想を述べた。漬け物の審査に当たった菅原さんは「この大曲仙北の人たちはみんな漬け方は上手です」と褒め、「商品化するには原料をもう少し吟味すると努力も必要だが、とにかく年々、いいものが出るようになった」と高く評価していた。

 更生創作品には余り布を利用して作ったキルトの飾り物や買い物かご、押し花の額入りなどが目立ち、農家の主婦たちが余暇を利用して楽しんでいる姿が浮かんで来るようだった。
 開発展は4日まで開催され、2日と3日はふるさと宅配グループや内小友宮林漬け物加工部、内小友やまぶき会の人たちの即売会も開かれる。

  審査の結果、成績は次の通り。

 ◇最優秀賞▽第1部米料理・米加工品=小玉多津子(四ツ屋)きなこ団子▽第2部農産加工品=寺田玲子(角間川町)春色パンズ▽第2部漬け物=山田チヨ子(内小友)いぶり大根▽第3部更生創作民芸工芸=岩見ラエ子(四ツ屋)エプロン・帽子・腕カバー

 ◇優秀賞=佐々木ハツヱ(四ツ屋)、伊藤貞子(大曲)、伊藤光子(藤木)、佐藤啓子(内小友)、佐々木タキ(花館)、佐藤レイ(大川西根)、栗林朋子(内小友)、山口猛(大川西根)、佐藤康子(角間川)、古谷恭子(同)、鈴木美津子(藤木)、伊藤朝子(四ツ屋)、境キエ子(大曲)、高橋房子(花館)、間瀬トミ子(角間川)

 ◇優良賞=青柳稲子(内小友)、伊藤豊子(大曲)、佐藤シズヱ(内小友)、モロヘイヤ女性部、讃岐洋子(内小友)、大和田敬子(同)、中野節子(藤木)、高橋ミヤ(同)、今野正子・今野文子(大川西根)、佐藤昌子(花館)、佐藤栄子(大曲)、鈴木佳良子(四ツ屋)、藤田光(同)、国安ミオ子(内小友)、高嶋富子(同)、石橋まゆみ(四ツ屋)、安藤エシ子(大曲)、高野恭子(大曲)、佐藤京子(内小友)、鈴木佳良子(四ツ屋)、佐藤康子(角間川)、安藤貞子(大曲)、山崎冷子(大川西根)、中野悦子(藤木)、加藤セツ(内小友)