大曲市建設審議委員会

第6次総合計画への意見を答申

市町村合併は旧市町村の個性の尊重を求める(2月5日・火)

 高橋市長に答申書を手渡す佐々木委員長大曲市建設審議委員会(佐々木岩男会長)は5日、市当局から諮問を受けた「第6次大曲市総合計画」の原案と「大曲市国土利用計画」を審議、その結果を高橋司市長に答申した。第6次総合計画は02年度から11年度までの10年間の地域創造プラン。先月22日に原案を諮問して第一回目の審議を行い、この日が2度目だった。原案では▽低成長・成熟社会への移行▽人口減少社会の到来▽地球環境問題への対応▽聖域なき構造改革▽地方分権の進展▽雇用不安−の6点を今の社会情勢と捉え、これからのまちづくりの方向性として▽支え合う地域社会の構築▽少子高齢社会への対応▽健康づくりの推進▽雇用の安定▽環境重視社会への転換▽市民参加の推進▽市町村合併の推進としている。

 同委員会は社会福祉協議会、医師会、商工会議所、体育協会、老人クラブ連合会、青年会議所など各団体代表や農業、工業、商業者代表の17人で構成されている。この日は第一部会(総務)、第二部会(民生・教育)、第三部会(産業・建設・水道)の3つの部会に分かれ、基本計画を審議した。

 第一部会からは▽国際交流は様々な団体の活動についても触れてもらいたい▽男女共同参画については、地域にあった言葉で、内容の分かる表現を求める▽地域情報化は重要な課題であり、市民が安心できるような取り組みを望む▽市町村合併の推進にあたっては、旧市町村の個性の尊重を望む−と答申した。

 第二部会では「まなびあいのまちづくり」「ふれあいのまちづくり」の分野で▽生涯学習のさらなる推進▽子どもたちに対する「ふるさと教育」の推進▽学校給食の位置づけの検討▽総合型スポーツクラブに関して、親と子どもが共に運動できるハードの整備の推進▽健康意識の高揚に関しては、県の施策にもある生活習慣病一次予防の明記を求めたい▽健康スポーツに関しては体育指導員との連携を進める▽一人暮らし世帯の数及び実態の把握に努め、施策の実施、市民の助け合いを進める▽介護保険は利用者本意の運営を求めたい−とした。

 第三部会では「やくどうのまちづくり」「すみよさのまちづくり」「うるおいのまちづくり」の分野で▽農産品振興に関しては、さらに一歩踏み込んだ支援を願う▽環境型農業は大切だが、それに取り組む農家の負担も大きいので、積極的な支援を▽商業、サービス業の振興は、経営指導の強化というよりは、一方的でない支援を求めたい▽個性的な街づくりの観点から、駅前商店街を花のある街づくりに努めてもらいたい▽ぼんでんなど地域の伝統行事の学校訪問などの啓蒙に努めてもらいたい▽観光と農業、観光と商業を結びつけ、振興策の掘り起こしに努めてもらいたい▽低農薬による畳床など特産品の開発の検討▽消防団員の後継者の育成と女性の登用▽雇用については、講習会など地道な活動に努めるべき▽病院やスーパーなど市民が訪れやすい所にも環境の資料整備を願う−との答申が出された。

 また大曲市国土利用計画は「第6次総合計画」の土地利用部門として策定するもので、市民全体の公共・公益的な資源であり、人間と自然との共有資源とし、健康で文化的な生活環境を確保する。同時に、安全で安心できる市土利用、自然と共生する持続可能な土地利用を図りたいとしている。そして農用地については、農業後継者の減少も踏まえ、担い手への集積、団地化を図り保全する。森林も森林の持つ多面的な機能を重視し、保存、整備に努めるとしている。また住宅地や市街地は人口減少や高齢化を踏まえ、効率のよい都市機能の集積に努めたいとしている。

 さらに四ツ屋、花館を「北部地域」、大曲市街、大曲農村部の「中央地域」、西根、内小友の「西部地域」、藤木、角間川の「南部地域」の4地域に区分し、全体的には農用地など自然的土地利用の保全と環境に配慮した土地利用を基本とした。

 市ではこの答申を受け、8日に市議会全員協議会を開いて説明、最終的に28日から開会する2月定例議会に議案として上程し、議会の議決を得ることにしている。関連記事は下記へ。

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