サービス開始記念の講演会
自治体の地域情報化は住民のためにと林教授(2月28日・木)
大曲市と仙北郡東部8町村をエリアとするインターネットプロバイダー「おばこネット」が明日1日から24時間つなぎっぱなしでも定額料金となる「フレッツISDN」サービスを開始するのを記念に27日、グランドパレス川端で「地域情報化と市民の暮らし」と題した講演会を開いた。講師は麗澤大学国際経済学部教授で、あきたIT戦略会議委員長を努めている林英輔氏。約50人が聴講した。
林氏はインターネットの急速な拡大と情報ネットワーク技術の発展でビジネス、教育、社会活動、文化活動、さらには趣味や娯楽、生活活動と暮らしに欠かせないほど役立つようになったと強調。国も「e?Japan事業」と名付け、本格的なIT戦略に乗り出したと語った。e?Japan事業の5つの柱は「高速・超高速インターネットの普及の推進」「教育の情報化・人材育成の強化」「ネットワークコンテンツの充実」「電子政府・電子自治体の着実な推進」「国際的な取り組みの強化」だと述べ、住民基本台帳のネットワークなどを説明した。
また秋田県のIT基本戦略も語り、情報ハイウエーの民間開放で県民が自宅のパソコンから、さらには県内の企業もそのオフィスから県庁へ、そして市町村役場にアクセスが可能となり、行政サービスの徹底火が図られるだろうと述べた。これによって市町村が持っている体育館など施設利用の申し込みも自宅で可能となるし、各種の届出、証明証の発行や社会保険の相談、手数料の納入などのサービスも拡大すると訴えた。
そして何よりも大事なのは「地域情報化は住民のためにあるべきこと」で「情報発信と情報交流を活発にすることで産業の振興と住民の暮らし、そして地域住民の心をも豊かにするような施策をすべきだ」と熱弁した。