高橋市長が施政方針演説
住むことに誇りを持てる地域社会の実現へ(2月28日・木)
大曲市の2月定例議会は28日招集し、会期を3月25日までの26日間と決定したあと、高橋司市長が会期中に任期満了を迎える収入役と監査委員、教育委員会委員の人事案件を最終日に追加提案したいと通告した。そして02年度事業に向けて「施政方針演説」を行った。
施政方針演説で高橋市長は第5次開発基本構想に基づいてこの10年間、「市民すべてが明るく豊かに暮らせるまち」を目指してまちづくりを進めてきたが「高速交通網の整備や交流基盤の骨格も整い、資源循環型社会、少子高齢社会への対応、さらには農業や商工業の振興、教育基盤の整備などハード、ソフト面で行ってきた施策で「『みやすさを実感できるまち』として、着実な成果を挙げた」と述べた。一方、現在の社会情勢は「かつて経験したことのないほどの勢いで変化し、複雑高度になっており、数年先を見通すことは難しい時代となった」と懸念を示した。
そして02年度から始まる第6次総合計画は「市民の主体的な参加と連携によって、明るく豊かで住むことに誇りを持てる地域社会の実現」を基本理念に「自分たちの住むまちの価値を大切にし、市民と行政の協働でこの地域を大曲市民であることに誇りを持てるよう創造していく」と目標を述べた。また将来都市像では「ともに活き、ともに創る、交流元気都市」を掲げ、教育、文化分野の「まなびあいのまちづくり」、健康、福祉、男女協働参画分野の「ふれあいのまちづくり」、産業分野の「やくどうのまちづくり」、都市基盤、情報通信分野の「すみよさのまちづくり」、環境分野の「うるおいのまちづくり」の5つを基本目標を読み上げた。また「市民との協働、行財政運営の効率化、さらに市町村合併の推進を柱とした連携に努めたい」と語った。
続いて01年度一般会計補正予算のほか、02年度一般会計予算、同特別会計予算など予算案22件、条例案21件、議決を求める件2件、同意案件9件の合わせて54件の議案を提出、当局が議案説明して散会した。02年度一般会計当初予算は約148億5138万円で、前年度に比べ約5億4700万円、率にして3.6%減のマイナスとなった。
議会はこの後、11日まで休会し、12日と13日に7人の議員が一般質問、そして13日の一般質問が終えた後、02年度予算への質疑となる。予算質疑は14日まで。
一般質問及び予算質疑は次の日程で行われる。
◇12日▽一般質問=仲村力夫(新成会)、藤嶋次男(政友会)、菊地信男(市民・公明クラブ)、能味しん一(新成会)、藤井春雄(社会クラブ)
◇13日▽一般質問=高橋孝夫(政風会)、佐藤文子(共産党)、山崎栄一(新成会)▽予算質疑=佐藤孝次(新成会)鈴木勝博(政友会)
◇14日▽予算質疑=齋藤正俊(市民・公明クラブ)、高松昭一(社会クラブ)、加藤勲(新成会)
本紙から=能味しん一の「しん」は土偏に「岑」の漢字を充てたものです。