町立田沢湖病院改築へ

院内にいやしのガーデンホールも

高齢者健康福祉センターも併設、総事業費は約36億円(1月7日・月)

 新しい病院の模型田沢湖町では今春、町立田沢湖病院の改築工事に取りかかる。現在の病院は町民医療の中心施設として同町武蔵野から現在地の駅前に移転改築されて30年が経過、手狭になってきたことや建物も老朽化し、傷みが目立っていた。それにより質の高い医療サービスの提供や福祉、保健との協力体制の充実などが求められ、第3次町総合発展計画に改築計画を盛り込み、検討を重ねていた。税込み価格26億7750万円の本体工事請負契約案はは12月の臨時議会で可決されている。

 建設予定地は現在地の西隣で、敷地面積は約2万4500平方メートル。11月に土地造成が完了している。建物本体は、鉄筋コンクリート造り2階建てで、入院ベッド数は60床。延べ面積は6994平方メートル。このうち病院部分が6005平方メートル、歯科診療所が151平方メートル、高齢者等健康福祉センター部分が838平方メートルとなっている。同センターはこれまで役場隣の建物にあった。

 施設の大きな特徴は▽水の流れる音や樹木・花壇などの緑豊かな空間で、いやし効果を高める200平方メートルの広さを持つガーデンホールの設置▽室内に親しみやすさと温もりを感じさせる天然木をふんだんに採用▽母子・高齢者などの健康・栄養相談室、在宅介護支援センターなどが入る高齢者等健康福祉センターを同一棟として併設、福祉・保健・医療の連携を強化▽震度7クラスの大きな地震にも耐えられる安全性▽メンテナンスや配管設備の更新などの作業がしやすい構造を採用した。

 建設工事の総事業費は約36億6700万円を見込み、2003年3月完成を目指す。