クリーンで安全、快適な環境の施設に(1月29日・火)
千畑町が同町土崎字上野乙地内に建設していた「学校給食センター」が完成、4月から稼働する。新しい給食センターは「安全でおいしい給食の提供」「教育の一環としての施設」「快適な作業環境」をコンセプトに、宇宙食開発のためにアメリカで考え出された食品製造の管理方法(ハセップ)を導入した。調理作業場を「汚染作業区域」と「清潔作業区域」に区分し、汚染要因の拡散防止のために調理工程ごとに区画、そして食中毒の原因となる細菌ごとに対応マニュアルを作成した。
建物は鉄骨一部二階建てで、延べ床面積約1175平方メートル。内部は加熱調理室、調理室、器具洗浄室、器具殺菌保管庫、容器洗浄室、副食盛付室、コンテナ洗浄室、そして研修室や見学者通路などもある。
快適な作業環境を維持できるよう空調システムも最新式のものを取り入れ、調理機も電気調理機器を導入した。さらに太陽光発電システムも導入、環境に優しいエネルギー変換システムとした。最大出力20キロワットの太陽電池を据えつけたもので、電力会社の電気と共に給食センター内の厨房機器などの運転に使用する。
同町では米の消費拡大を図ろうと1972年から弁当方式の完全米飯給食を実施している。新しい給食センターの給食能力は1000食。町内2つの小学校と1中学校、それに幼稚園に配給される。総事業費は6億103万円。