大曲市の新春市民俳句大会

広域交流センターで79人、157句の投句(1月30日・水)

 大曲市の新春市民俳句大会が27日、広域交流センターで79人が参加して開かれた。投句は157句あり、佐々木岩男氏(市体育協会長)を講師に、講師選、互選、幹事共選した。入賞は次の通り。

 ◇講師特選
 吹雪く夜半病む母案ずる娘を案ず 坂田 敏子(秋田市)
 雀にも好きな木あり去年今年   田口 かつ(金谷町)
 健やかや生まれくる子も初詣   井坂新松子(飯 田)

 ◇講師秀逸
 新春や久し重箱卓飾る      桑島ケイ子(戸巻町)
 七日粥呑み込んでから取る電話  堀川 房枝(内小友)
 松送り朱塗りの器息で拭く    後藤 忠男(船場町1丁目)
 皇女生れて日本明るく年迎え   石河 栄一(花館上町)
 年毎に減りゆく賀状掌の中に   佐藤 白塔(角間川町)

 ◇講師佳作
 赤子居て幼児言葉の三ケ日    佐々木泰子(内小友)
 少年の掛声凛と初稽古      進藤 芽風(上栄町)
 初湯船すっぽり潜る孫二人    渡辺 富雄(丸子町)
 薬のむことも忘れし三カ日    藤原 友子(高関上郷)
 受験の子前に押し出す初詣    吉川 長一(日の出町1丁目)
 勇み馬癖字が直り子の賀状    打川 英子(内小友)
 元日や日の丸一棹町静か     小池 寒郎(若竹町)
 老いてなほ里の温もり初座敷   中嶋 キミ(福見町)
 温泉の初湯を打たす背に肩に   澤田かつ子(藤木)
 初夢を見ようとせいて朝がくる  鈴木トシ子(朝日町)

 ◇互選高点句
 皇女(みこ)生(あ)まれて日本明るく年迎え 石河栄一(花館上町)
 一句添ふ干支の版画の賀状かな  加藤 百桜(仙南村)
 貧農を継ぐ燭献ず初明り     佐藤とみえ(内小友)
 振り出しへ戻る双六うらやまし  佐藤 清実(田町)
 さりげなく夫婦声かけ初湯かな  櫻田北投石(田町)
 負けん気の少年打ちし唸り独楽  加藤 昭子(内小友)
 少年の掛声凛と初稽古      進藤 芽風(上栄町)
 初空へいま駆けるごと親子絵馬  澤田 草光(藤木)

 ◇幹事共選句
 叔気満つ机の上の新刊書     後藤 忠男(船場町1丁目)
 受験の子前に押し出す初詣    吉川 長一(日の出町1丁目)
 松送り朱塗りの器息で拭く    後藤 忠男(船場町1丁目)
 初詣古湯気立つ顔で目礼す    齋藤 虎雄(戸巻町)
 負けん気の少年打ちし唸り独楽  加藤 昭子(内小友)
 正月の海よ遥かに船ねむる    小池 春江(若竹町)