油状の流出続く

オイルフェンスを張って拡散防止へ

横手川の支流、出川、大戸川、発生源は?(7月3日・水)

 バケツでくみ上げた川の水を調査する県職員横手川から雄物川流域に2日から流れ出した油状の物質は3日も依然、流出が続いており、国土交通省と県ではオイルフェンスを設置し、拡散の防止に努めると同時に吸着マットで除去作業を続けている。一方、雄物川から上水道用の水を受けている大曲市水道局では2日午前11時から取水を中止している。同市では沢水と玉川からの水で対応していると話す。

 これまでの調査では横手川支流の大戸川と出川から油膜状の物質が流れていることが確認された。大戸川は横手市の落合で横手川と合流する河川。平鹿町吉田地区の農業用水付近から流出していることは確認された。一方、出川は仙南村を流れている小河川で同村役場近くの中島橋付近から流出していることが確認された。県平鹿建設事務所と仙北建設事務所が周辺を歩きながら発生源の特定を急いでいるが3日午後2時現在、不明のままだ。

 流れている物質は白っぽく泡立ち、重油やガソリン、灯油のようなにおいはせず、ぬるぬるした感触もない。国土交通省では油膜状の物質を採取し、県分析化学センターに分析を依頼した。しかし、油なら特定も簡単だが、油でないと結果が判明するまで1週間はかかりそうだと話す。同省では農薬も含めた化学物質の可能性もあるとみて注目している。