西木村で開催
来賓のあいさつは市町村合併一色に(7月5日・金)
仙北郡町村議会議員大会は5日午後1時半から、西木村下桧木内の吉田体育館で開かれた。郡内13町村の議員230人全員が参加しての大会で、村岡兼造代議士(代理)、御法川英文代議士(代理)、寺田典城知事(代理)、それに郡内町村長ら来賓36人が参列した。市町村合併もあって、大曲市からも初めて高橋司市長と大坂義徳議長の参加があった。
大会では自治功労者を表彰の後、仙北郡町村議会議長会長の佐藤清吉南外村議長が「ひっ迫した財政、交付税の見直しなど町村を取り巻く諸情勢からすれば合併止むなしの感だが、行政に携わるものとしては住民の幸せを最優先に考え、自治体の主人公である住民と共に行政、議会が足並みをそろえ、この大問題に対応しなければならない」とあいさつ。続いて田代千代志西木村長が歓迎の言葉を述べた。来賓のあいさつは知事代理として出席した山口博県仙北地方部長、仙北郡町村会長の今野正彬神岡町長、高橋大曲市長とあったが、誰もが「市町村合併は避けて通られない問題」として触れ、あいさつは市町村合併一色となった。中でも高橋市長は「いろいろ見方はあると思うが、合併はやらなければいけない。突き進めなければならない問題だ」と呼びかけた。
議事に入って▽奥羽山麓大規模農道の全線早期完成▽国道105号の地域高規格道路調査区間への格上げ▽真木ダム(太田町)の早期着工及び水道事業の推進▽雄物川改修の促進▽主要地方道角館六郷線の早期改良整備−の5点を国や県への要望事項として決議した。
奥羽山麓大規模農道「みずほの里ロード」は横手市から仙南村、六郷町、千畑町を経由して田沢湖町までの約32キロ。1990年からの継続事業として工事が行われ、現在までの進捗率は約62%。農畜産物の輸送体系の合理化、物流範囲の拡大を推進させ、地域の農村生活、経済に活力を与える路線として期待されている。
国道105号の地域高規格道路計画は県南と県北を結ぶ重要路線として98年6月16日付で大曲・鷹巣間120キロが高規格道路の候補路線としての指定を受けている。秋田・盛岡を結ぶ国道46号とアクセスする路線であり、将来整備見込みの高速道「東北中央道」とアクセスするなど、県にとしても重要視される路線であり、観光資源を活かせるルートとして調査区間への格上げと整備改善を要望している。
真木ダムは仙北東部地域の大半は飲料水を地下水に頼り、渇水に悩まされている地域であり、住民に安全で安定した生活用水の供給を行うためには欠かせない「命のダム」であるとして早期着工を要望している。
雄物川改修は仙北西部地区議会からの提出で、雄物川中流部は依然として無堤の状態に変わりなく、農作物へ与える水害被害は甚大であり、早期完成を望んだ。
主要地方道角館・六郷線は大型トラックが交差できない狭隘なカ所があるうえに通学路としている歩道の未整理など危険なカ所も多く、現代社会にそぐわない道路状態の整備は急務であるとして改良整備の促進を要望している。
大会終了後は研修会に入り、同村出身で直木賞作家の西木正明氏が「今後の都市と地方のあるべき姿」(合併論も含めて)と題して講演した。
大会での受賞者は次の通り。
◇感謝状贈呈▽千田博夫(田沢湖町前議長)▽長澤春男(太田町前議長)▽半田秀雄(仙南村前議長)
◇自治功労者▽議長として4年以上在職=長澤春男(太田町前議長)、後松一成(千畑町議長)、門脇兵一(西木村議長)、半田秀雄(仙南村前議長)▽議員として10年以上在職=石山與一(神岡町)、今野篤(同)、小山田トシ(西仙北町)、後藤昌伸(同)、小松栄治(同)、佐々木与一(同)、冨塚俊朗(同)、藤田君雄(中仙町)、高橋篤朗(同)、安部寛治(同)、佐々木洋一(同)、高橋長一郎(同)、小松一義(同)、伊藤克輝(太田町)、野中道雄(同)、伊藤長一(同)、川原誠徳(仙北町)、川原忠夫(同)、佐々木秀治(同)、本間輝男(同前議員)、高橋俊雄(千畑町)、鈴木一(同)、武藤威(同)、森元利漠(同)、高寺礼子(南外村)