積極的な社会参加を誓う
会員も高齢化で会員減が悩みに(7月15日・月)
大曲市障害者福祉の集いが15日、同市の広域交流センターで開かれた。市身体障害者福祉協会(高橋彦安会長)の主催で45回目。集いには市内6支部から約80人の会員が参加、「自ら障害を克服し、自立と生きがいのある生活を目指して積極的に社会活動に参加し、福祉の向上と住みよい地域社会の実現」を誓い合った。
同協会の会員は約220人。40歳から最高89歳の方までいるが、中心となって活躍しているのは70歳代と高齢化が進み、会員の減少が悩みとなっている。視覚障害、下肢障害、聴覚障害と様々な障害を抱えた人たちだが、ボランティアの人たちや市福祉事務所の職員らの補助を受け、「年一度の大会だから」と会場入りしていた。
手話通訳を横にしてあいさつした高橋会長は「長引く不況は障害者にも厳しいものとなり、高齢化で会員も減少し、会の運営も財政的に苦しくなっているが、自助努力で乗り越えたい」と話し、「障害者のためのパソコンの周辺機器への助成など国の援助も充実してきている。私たちはこの集いを通じて組織の強化を図り、自立と生きがいのある生活を目指したい」と呼びかけた。そして自立更生や団体育成、優良会員を表彰した。
来賓として参列した高野昭次助役は「経済的にも社会的にも大きく変化しているが、こういう時代だからこそお互いのつながりを大事にしっかりと歩まなければならない。市としてもできるだけの補助は惜しまない」とあいさつした。続いて仙北町の中村秀男教育長が「もう少しだけ幸せな生き方を求めて」と題して講演。お昼には会員によるカラオケ大会が開かれた。「自分に出来ることはその場を明るくすることだ」と会員の鈴木廣文さん(丸子町)は女装して登場、「恋する城下町」を歌って会場を沸かせた。
会長表彰の受賞者は次の通り。
◇自立更生▽出町京子(56)=福見町=1979年から大曲市で鍼灸マッサージの仕事に従事し、県視覚障害者婦人部の会員として活躍。大曲支会(更栄会)の会員としても頑張り、趣味の音楽活動は他県にまで及び、その活躍は他の模範となっている。
◇団体育成▽藤田昌康(78)=藤木=▽高橋昭(70)=同=▽太田進(49)=四ツ屋=
◇優良会員▽佐藤祥子(佐野町)、佐々木イヨ(花館)、古屋ヤス(内小友)、菊地熊太郎(同)