大曲市と太田町議会初の顔合わせ

市町村合併は大曲仙北一体で

11月末まで待って、町村長間の温度差解消へ(7月18日・木)

 記者会見する高橋市長と高貝町長、大曲市と太田町の議長市町村合併を前提とした大曲市と太田町議会との初の議員交流会が18日午後1時半から、太田町の文化プラザで開かれた。交流会は大曲市と太田町の両議会の呼びかけで開かれたもので、大曲市議会からは合併特別委員9人と高橋司市長らが、太田町からは議員全員と高貝久遠町長らが参加した。

 交流会は非公開で行われたが、終わった後で記者会見した高橋市長と高貝町長は「市町村合併はあくまで対等の合併とし、大曲仙北一体となった合併を目指す方がいいとの意見でまとまった」(高橋市長)と話した。高貝町長も「町村長の間に温度差があり、それが一定になるまで待つ一方で、機会を見つけてはお互いに声を掛け合い、県が示した14市町村の広域合併を目指したい。ただ合併は平成17年3月という期限があるので、11月末までには結論を出せるようにしたい」と述べた。

 大曲市が仙北郡13町村に呼びかけた9月までの任意の合併協議会設立を事実上白紙に戻したもので、高貝町長は「合併というスタートラインに二つの自治体が並んだと言うこと。後はほかの町村が並んでくれるよう呼びかけたい」と二つの自治体が突出した動きを見せるのではなく、仙北郡の13町村が足並みを揃えるまで慎重に構える姿勢へと意見が一致したものだ。

 そして高貝町長は「14市町村が同じ土俵に上がって話し合った結果、あまりにも面積が広すぎると土俵から下りる町村も出るだろうが、その時点でまた新しい土俵をつくればいい」とも述べ、「今日の交流会は双方の議員の顔合わせ会であり、三段跳びでいえばホップ、ステップ、ジャンプのホップの段階。これから筋肉を鍛え、広域合併に向けて大きくジャンプしたい」と語った。

 大曲市は仙北郡内13町村に向けて6月30日を回答期限に「市町村合併任意協議会設立準備会」に参加を呼びかけていたが、「住民への説明会が終わってない」などを理由に回答は見送られ、賛同したのは太田町だけという結果に終わっていた。仙北町だけは「住民説明会が終わるまで待ってもらいたい」との回答があった。こうしたことから機を熟すのを待って、各町村長が12月議会で議論できる空気にしようとなったようだ。一方、高貝町長は今月30日に町民代表による「地域任意合併協議会」を設立させる考えも明らかにした。

  交流会に参加した大曲市と太田町の議員たちは同町を視察した後、同町の奥羽山荘近くでグラウンド・ゴルフでの交流を深め、懇親会となった。