千畑中生がクリーンアップ実施

真昼山の登山口など

きれいな町にと124人の生徒が自主参加(7月24日・水)

 登山口の清掃についた生徒たち千畑町の千畑中学校(布目卓校長・生徒数299人)では24日、真昼山登山口を中心に町のクリーンアップ活動を実施した。23日から夏休みに入ったため、参加は有志でとの呼びかけだったが、124人もの生徒たちが自主的に集まって道路沿いのゴミを拾い集めた。同校ではこの夏休み中に4回、それぞれの生徒たちが住んでいる地域のごみ拾いを実施するなど町の美化に力を入れている。

 同校のクリーンアップ作戦には県生活環境部の「ふるさと美化推進チーム」からも2人の職員が応援に駆けつけ同行した。午前8時半から学校前のグランドで出発式が行われ、町役場職員は「歩いてみるといろんなものが投げ捨てられるのを見かけると思う。そういうものを見ながら、自分たちは将来、どうあるべきかを考えながらクリーンアップをしてほしい」と呼びかけた。町によると温泉がオープンしたり、ラベンダー園が人気を呼ぶようになってから観光客も入るようになり、弁当箱や缶ビールの投げ捨てなど様々なゴミが見られるようになったという。

 この後、生徒たちは引率の先生たちとスクールバスなどに分乗して峰越林道、赤倉登山口、善知鳥(うとう)登山口、ラベンダー園など9コースに分かれた。手に手にビニールのゴミ袋や金属のはさみを持ち、側溝の中の空き缶、道路に投げ捨てられた吸いがら、新聞紙などを見つけては拾い上げていた。峰越林道や赤倉登山口など真昼山に通じる林道では道路両側の深い雑草にも分け入ってゴミを探し当てるなど熱心な活動を展開。

 町によると真昼山(1059メートル)は頂上まで3時間ほどのコースで、ややきつい斜面もあるが人気のある山だという。県から参加した職員たちは暑さを感じさせない山の風を受けながら「きれいな所ですね」と感動。町の職員も「ゴミ一つないコースなら山に登る人だってポイ捨てはしないだろう」と生徒たちの頑張りに目を細めていた。クリーンアップは午前11時半に終え、町では参加者全員におにぎりやサンドイッチ、ジュースを配って労をねぎらった。