六郷町の学友館で開会中
ふるさとの自然に魅せられた洋画家(7月25日・木)
六郷町の学友館で神尾光一洋画展「ふるさとの自然をみつめて」が開かれている。神尾さんは1929年、横手市に生まれ、秋田師範学校で美術を専攻、教職のかたわら絵筆を執って故郷の風景を描いてきた。73年に第1回秋田県教職員展で「闘いのまえ」(F30号)が特選に輝いたほか、94年には第1回日本の美術全国選抜展で入選、95年にはローマ国際美術博覧会で「山里の春」(F15号)が入選、97年には第3回日本の美術展で「御嶽残雪」(F10号)が世界文芸社賞、98年には第62回大潮会で「雪解けを待つ街」が大賞に輝くなど数々の入選、入賞を果たしている。
今回の洋画展にはそうした入選作をはじめ「小さな漁港」(F60号)、横手公園からの眺めを描いた「城址爛漫(大潮会奨励賞)」(F80号)、のどかな田園風景を描いた「春動」(F60号)、「師走の朝市」(F80号)など20点が展示されている。
神尾さんの絵からは誰もが持っている故郷への愛着、故郷への郷愁、故郷への憧憬が感じ取れる。淡いブルーを基調とした親しみやすい絵が多い。そして雪国の画家らしい残雪や雪解けのころの風景を描き、雪国ならではの春の喜びを伝える。現在、真美会会員、大潮会会員。横手市上内町。
神尾さんの洋画展は8月25日まで同館で。入館料は一般210円、高校生以下無料。毎週月曜日休館。問い合わせは学友館(0187─84─4040)へ。